基本を守るとは?(12)

先物が先週末で1万円台に復帰したので、そろそろまたスイングの仕込みでもしようかと今朝から狙っていました。
それで数銘柄買ってはみたのですが、先物に全く勢いが感じられなかったので前場で全て手仕舞いしてしまいました。
(別に公表するようなトレードでもないのですが、この記事では恒例となっているので一応書いておくと、
西松建(1820)145円買い、141円ナンピン買い、142円損切り
新日建(1879)161円買い、160円損切り
アイフル(8515)143円買い、151円利確。)

デイトレの技法、先物の日足
なにしろ、このチャートに引かれている抵抗線は、今年9月2日9月6日10月5日の記事などで再三登場している由緒ある抵抗線です。
終値で10150円を超えてきたら「上昇ムード再開!」という感じにもなりますが、それ以下ではなかなか買いポジをオーバーナイトできるチャートではありません。


アイフルは100円近辺の安値でも買う理由が思いつかず買えなかったのですが、チャートを見ているうちにPBR=0.1以下というのは「ダメモト」で賭けて見るには面白いと思って手を出しました。
でもこういうのは私的には邪道トレード(=ほぼ、思いつきトレード)の部類であり、勝ち負けに関係なくやるべきトレードではなかったと判断し、西松建と新日建の穴埋めにという理由をつけて手放しました。
後場更に10円ほど上がっていきましたが、まあ「私のトレードではない」という事で気にはしていません。

いずれにせよ、「9000円台で買いそびれた~!」なんて後悔しているようでは一生稼げません。

「高くなったところで買い、更に高くなったところで売る」
「安くなったところで売り、更に安くなったところで買い戻す」

これこそがスタイルにかかわらず優位性あるトレードの基本中の基本となりますので、これが極自然に実践できるよう理解を深めて下さい。

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6 件のコメント

  • たかやん様、お世話になっております。
    アイフルを購入されたようですね。
    おめでとうございます。
    私もホルダーでしたので、ちょっとばかりうれしいです。
    おそらく取りざたされている事は解決可能な問題ですので、その頃には300円オーバーもありだと思っております。
    滅多に無いやりがいのある銘柄なので、事態の急変が無い限り当面はスイングトレードにしようと考えております。

  • たかやんさん、こんばんは。
    最近、成績はともかくトレード自体がいい加減になってしまっているような気がしていたので、また「本能から解放されるためのトレーニング」をやっています。
    これをやると、TTLマイナスにならずに自分の形が取り戻せるんですよね。
    不思議なもんです。
    私にとっての基本中の基本って言うと、これなんだと思います。
    ブログの中で何気ない存在になってしまっているような感じのこのトレーニング。
    たかやんさんオススメのe-bookが良いものであればある程、力を発揮してくれるはずです。
    何度も挑戦して、e-bookを活かして欲しいですね。

  • 記事にも書きましたように、アイフルはデイトレで即日手仕舞っています。
    確かに「超安」だとは思うのですが、私のファンダメンタルズの情報収集能力など並以下でしょうし、テクニカル的な支えも得られないので、どうしてもギャンブルしている気持ちになってしまいます。
    影虎さんは、このあたりをどう分析されているのでしょうか?
    自分の基本のスタイルを持つというのは、何にもまして大切な事です。
    大きく落ち込んだ時も、大きな利益を上げた時も、その次のトレードはまた「基本のスタイル」で、一からやり直す冷静さを持ちたいと、ずっと自分に言い聞かせ続けてきました。
    私の場合、自分の基本スタイルを持つという事には、ポジションサイズをあまり変えないという事も含まれます。
    BNF氏のように、基本スタイルは維持しつつも、ポジションサイズも含めて臨機応変・大胆不敵なトレードができる人は、本当に天才だと思います。
    現在、日経平均の月足はBBの基準線の下にあり、長期的な観点では「下落相場の小反発」と見る事さえできます。
    だから今は思いきったポジションをとれないものの、内心では大型上昇相場の復活に期待しているのであり、そうなった時の為に、自分のポジションサイズに対する心の箍(たが)をはずして、大きく稼ぐ自分をイメージトレーニングしています。

  • たかやん様お世話になっております。
    私の主観になってしまうのですが、今の株式市場は違和感を感じております。
    現在、アメリカが対外債務を減らす為にドルを過剰に供給し続けているようです。
    元々アメリカの貿易赤字と為替は連動しているようでしたが、更に日本の株式市場もそのコントロール下に置かれている感じがします。
    円高でありながら、日経平均が上昇するのは、単に為替介入を触発させない為の工作だと感じております。
    もしくは過度に市場へ悪影響が出ないように配慮しているだけかもしれませんが。
    その為、財務大臣が円高を支持したり、アナリストも円高の理由について二転三転しており理由がよくわかりません。
    たかやん様がおっしゃるとおり、政情不安と株安により円安、株高へ向かうのが本来あるべき姿だと思います。
    意地悪な言い方をすれば円高誘導する為に日本の株式市場は操作されているのでは?と感じております。
    そうやって儲ける機関投資家がいるとしたら、一般の投資家がまともにやると損失が出るかもしれません。
    投機という側面だけで考えると、個々の銘柄だけの需給を意識しただけなんですが、悪材料も出ていますしアイフルは短絡的に買いだと判断しました。、

  • 申し訳無いのですが、私の相場観測というのは影虎さんの考えられているレベルより、ずっとずっと単純であり、ずっとずっと直感的なものです。
    その証拠に、自分自身がまず自分の相場観測をトレードで重視する事がありません。
    ハナから信用していません。
    私のトレードとは、簡単に言うなら私のオマケPDF(テクニカル分析講座日経平均編)にも書いたのですが、現在の経済現象の様々な要素について深く検討して
    「先手を打つ」
    というトレードとは真逆の
    「後出しジャンケン」
    です。
    「後出しジャンケン」の内容はここでは書ききれませんし、興味のある方はオマケPDFをお読み頂きたいのですが、少なくとも影虎さんが如何に高等な考察をコメントして頂いても、私には影虎さんに参考にして頂けるようなコメント返しをする能力が無い事をご了承下さい。
    それでもよろしければ、ぜひ今後ともコメントを続けて下さい。
    宜しくお願いします。

  • たかやん様お世話になっております。
    株トレードの仕方をたかやん様のサイトで勉強しているので、あらゆる面でたかやん様には永遠に追いつけないと思います。
    というか、たかやん様は私の目標です。
    蛇足ですが、最近は投機的にこんな銘柄をストックしてます。
    基本どおりか自信がありませんが、需給を見ながら売るタイミングを様子見しています。
    コーセー 672円
    住友林業 2055円
    マツダ 215円
    京阪電機鉄道 375円
    アイフル 115円

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