「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」の本当の意味とは?

k
初めてメールさせていただきます。

一週間ほど前に、たかやんさんのブログに遭遇しました。
この3連休は寝食も忘れブログ漬でした。(笑)

私は負組(豚)の典型であったことを思い知らされました。
株式投資を始めたのはライブドァショックの有った前年からでした。

当時は新興市場はイケイケドンドンで、私も初めてで数万円の利益がでました。
ビギナーズラックだったんですね。

その後何回か1か月スパンの売買をしましたが、儲かることは有りませんでした。
こんな筈は無い、俺だって儲けられる筈、短期売買だからなんだ、長期にすれば儲けられるかも??? と、新興株を数銘柄買った途端、ライブドァショックでストップ安の連続、数百万円の損失でした。

当時は損切りの概念・設定そのものが無かったのです。

大した知識やスキルを持たずに、投資した自分が馬鹿だったと自責の念に駆られ、暫くは放心状態でした。
たかやんさんの言われる「自分だけは大丈夫」のつけでした。

その後二年間ほどは売買は一切やらず、投資関連書籍50冊余りを読んで勉強しました。
その後また株式投資を再開しましたが、損大利少でイマイチでした。

買っては下がり、売っては踏み上げられ、長期投資のつもりがチャートの動きに惑わされ、すぐ処分してしまっていたのです。
もっと泰然として取り組まねばと買った矢先に、今度はリーマンショックでした。

この時は損切り設定はしていたものの、成行きでは無くて指値指定だったため、ギャップダウンは通過、翌日成行決済になったため余分にロスしてしまいました。
逆に一銘柄でも空売りしていたらウハウハだったでしょうね。

リーマンショックの経験から、

「株はホールドすべきでは無い、オーバーナイトしなければ良い」

だとすればデイトレしかないと思い、今度はデイトレ関係の書籍を買って読むようにしました。
デイトレは、やってみると中長期売買やポジショントレードに比べ遥かにスキルが要求される気がします。

ギャップダウンの恐怖から解放されましたが、今度は損を絶対出すわけにはいかないとの思いから、なかなかエントリー出来ない自分に遭遇しました。
たまにエントリーできてもすぐに利確し、ちょっとエントリー価格を割ったらすぐ損切りしてしまいます。

いつまでも『羹に懲りて膾を吹く』状態なんですね。
一歩踏み出せば景色は変わるはずと思うのですが、これがなかなか出来ない。
多分自信が無いからなのか?

今まで本を読み、チャートの勉強もして、

  • なんで出来ないのだろう?
  • 儲かっている人もいる、俺に出来ない筈はないのに?
  • でもエントリー時に金縛状態になるのはなぜ???

こうした疑念からネット検索していた時に、たかやんさんのブログに出会えたのです。

このブログ、まだ全てを読み終えてはいません。
でも、上記タイトルに記された記事は、私自身の失敗を心理面から、知識面から、スキル面から、全てお見通しのような記事が満載されていることに感服し、今まで私の脳裏でいつもモヤモヤした

「なんで?、なぜ?」

に対して明快に答えて頂いた気がします。

読むたびに
「こんな情報が無料で提供されてたなんて」
「もっと早く見つけていたら」

と痛感させられました。
雑多な知識が寄り集まっただけでは使い物にならず、分かったつもりでも実践で役に立っていないということは分かっていないということに等しく、加えて、戦略・戦術・スキルが無いことが全てでした。
海図も持たずに出航し難破したようなものでした。

今まで、あまりにも高い授業料につきましたが、全てリセットし、早急にマイ・ルールを作り、予習し、当面は、ペーパートレードに徹し、確信が持てるようになってから実弾でやってみようと決意した次第です。
ただ、年齢的に集中力は確かに減退してますし、豚根が染みついているだけに相当大変な気がしますが自分が選択した道です。
頑張ってみせます。

長々と駄文をスミマセン。

Kより


鉄血宰相ビスマルク

「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」

とは「鉄血宰相」として有名なビスマルクの言葉です。
殆どの人は、

「そんな事、言われなくてもわかっているよ!」

と思うのではないでしょうか。
私もわかっているつもりでした。

だから沢山の書籍を読み漁り、過去データを分析しまくり、周到に用意した後に実戦に臨んだつもりでいたのです。
でも、そうまでして臨んだトレードの現場とは、まさに「体験に学ぶ」事の連続、もっと率直に言えば損失の泥沼に首まで浸かり、出口の見えないトンネルを手探りでさ迷う事だったのです。

あれほど歴史(先人の知恵)に学んだはずだったのに、なぜ?


簡単な事です。
私は賢者ではなく遇者だからです。

「歴史(書籍等)に学ぶから賢人で、体験に学ぶのが遇者だ」

というのは「誤解」にして「曲解」なのです。

「限られた賢者のみが(実際に体験せずとも)歴史から学べるのであって、大多数の凡人は体験を通して初めて学ぶのだ」

と言うのが正しい意味なのです。少なくともトレードの世界では。

そうは言っても本を読む事が無駄だと言うつもりは毛頭ありません。
大いに先人から学んで下さい。

でも、どんなに勉強したからといって、それでわかったつもりになると私の二の舞いになってしまいます。


デイトレは、実際にやってみないとわからない事の方がずっと多いのです。

だから、最初から「稼ごう」なんて無謀な事は考えずに、最初は極力実弾の量を控えめにしながら(できればペーパーで)デイトレの経験を積む事をおススメしているのです。

それから、もしこのブログに少しでも興味を持って頂けたのなら、Kさんのように「どこから読み始めたら良いのですか?」から順に読んでみて下さい。

このブログは「先人に学ぶ」などという大層な代物ではありません。

ただ、他の賢人達の書とは違って「遇者が失敗から学んだ事」がダイレクトに書いてあるので、あなたが落ちるかも知れない落とし穴の場所を前もって知り避けて通れる可能性もあるでしょうし、あなたの立ち位置そのものが損失の泥沼である事に気付き、出口の明かりに向かって歩き始めるきっかけになる可能性もあるかもしれません。

今はピンとこなくても、読めばわかります。

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2 件のコメント

  • このブログ最高です。
    このブログ読んで意識的に大衆にならないように考える事が出来て。
    自分で人真似じゃないエントリールールを作り。
    テストした結果。
    2009年1月~12月2477PIPS
    2010年1月~9月で5378PIPS獲得出来てるんですよ^^
    ホントにこのたかやんさんには感謝です^^
    いつか原資回復した時にはまたメール送らせて下さい^^

  • >いつか原資回復した時にはまたメール送らせて下さい^^
    達成まで、もう時間の問題とは思いますが、油断は禁物!
    気をつけるべき事などを3~5ヶ条程度にまとめてパソコンのモニターの横等に貼りつけ、毎日トレードの直前に読み上げると効果覿面(てきめん)ですよ。
    必ず達成して下さいね。
    お待ちしています。

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