早いもので、前回の「基本を守るとは?(6)」を書いてから、もう1ヶ月も経ってしまいました。
残念な事に、当時の下値支持線は、9月28日のギャップダウンをもって、上値抵抗線に変貌しています。
9月28日時点では、
「まだ1万円より上だから、反発する可能性もある!」
確かにそれは否定できません。
まだ1万円という心理的な大台より上にあるのですから、支持線が割れたというだけで全力売りに走るのはどうかと思うものの、10150円前後で機能していた強力な支持線が割れたのですから、もし買いポジ保有で頑張っていたのであれば、9月28日の寄りつき直後でフラットにしておくのが、テクニカル的には正解です。
結果的にもまさしく9月28日を境に上値抵抗線に変貌しており、その後1万円割れですから、上記の分析は正しかったという事になるのですが、「後講釈」と言われれば確かに「後講釈」以外の何物でもありません。
そこで確認しておいて頂きたいのですが、私のブログは「予測はしない」という事です。
私ごときの予測が大したものではない事は私自身が一番良く知っています。
そんな私が安易に相場の未来を占うような事を書こうものなら、勿論良い時も有るでしょうが、鵜呑みにされる読者に損失を与えてしまう場合も必ずある訳です。
それは全くこのブログの主旨ではないし、そういう誤解がなるべく無いような記事を心がけています。
それでは、なぜこんな「後講釈」な記事を度々書いているのか?
それは、あなた自身がテクニカル分析を使って、優位性の有る判断ができるようになってもらう為です。
あるいは、あなたがテクニカル分析の優位性について知る、又は興味を持つきっかけを提供する為です。
どんな予測や分析にも絶対はありません。
だからといって予測や分析に意味が無い訳では決してありません。
確かに世の中には「意味が無い」という立場で論ずる人たちもいます。
でも私は「明らかに意味がある」と確信していますし、どなたにも自信をもってお勧めします。
デイトレで稼ぎたいなら、迷わずテクニカル分析を勉強してみて下さい。
人に頼っていては、一生稼げない可能性の方が高い事をまず理解して下さい。
この移動平均線はこのブログ初登場です。
これについては、明日に続きます。
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