花壇の花

デイトレの147ページに、こんな事が書いてあります。

庭師が花の種を植える時、種は地下で成長する事を知っている。
庭に何も生えていないのをみた者はがっかりするかもしれないが、庭師はがっかりはしない。庭師

庭師の顔には自然への深い理解に基づく笑みがある。

彼らは外面的には成長過程を確認する事ができなくても、内面的には成長の奇跡が生じている事を知っており、安心できるのである。
すぐに、この隠れた成長が外界に姿を現す。
時期が来れば、美しい花が咲くのである。

中略

成長をはっきりと自覚するのは難しい。
内面で素晴らしい成長が生じているにもかかわらず、トレーディングで勝てないがために失望することもあるだろう。

しかし、長期にわたって失望し続けないように努めてほしい。
自らの神経をなだめ、恐れを和らげ、成長過程が完了するまで生残るのだ

そうすれば、素晴らしいデイトレーダーが現出し、生残ったものが最終的には勝つという事実の生ける証拠となるのである。

最近、このブログで紹介している「トレーニング」で成果が得られた方のコメントが続き、喜んでいます。
それに対する私のコメントで書いたように、このトレーニングでは「利益」の事など考えない事が「コツ」となります。

ルールを守る事自体が苦行でもあるし、その上「利益を求めない」なんて、

いったい何やってんだ俺は?

って思う事もあるでしょう。

でもそれは、花壇を耕し、種を植え、土をかけ、水をやり、地下では根を伸ばし、地上に芽を出すための、欠かせない「過程」なのです。
このトレーニングを完遂し

自分を信頼してトレードできる

状態を獲得すれば、上記文章にあるように「成長の奇跡」が始まるのです。

何をやっても「裏目」ばっかりだったトレードが、コントロール可能なものに変わってきます。
目が見える」ようになったと例えればよいのでしょうか?銭の花は清らかに白い。でもその蕾は血が滲んだように赤く、汗の匂いがする。(花登筺「銭の花」より)
それが、地上に芽がでた状態です。

そして地上にでた芽は、成長を加速し、遂に花を咲かせます。
殆どのデイトレーダーは、デイトレを始め、いきなり「花」を求めます。
でも、根も茎も葉もなしに、いきなり花が咲く訳がありません。
咲いたとしたら、それは

あだ花」。

マグレです。
まず間違いなく、マーケットに返金させられます。
そこでデイトレを止めて勝ち逃げしない限りは。

特に日の目を見ない、地下での成長には忍耐が必要でしょう。
この期間を、回り道しないで、最短で日の目を見る為の方策が、私の紹介している「本能から開放されるためのトレーニング」です。

生残る為の、避けては通れない、サバイバルトレーニングです。
ぜひ、挑戦してみて下さい。

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7 件のコメント

  • う~ん、読ませる文章ですね~。
    理解が自信に繋がり、自信が成果を生む。
    どんな相場でもしっかり勝てる、
    技術と精神を培いたいものです。
    ブログ名称変更の件、ありがとうございました。

  • つい昨日読んだページです☆
    私はこの本やこのブログを読んでいて非常に大切な気付きを多くもらっています。また、一つの指針にもなっています。
    信じて行動すること。心に強く思っていることです。
    トレード日誌と同様に人生日誌なんて書いてみるのも面白いかもしれませんね。もっとリアルに自分のことを知る事が出来そうです。

  • たかやんさまのブログのおかげで少しずつ勝てるようにさせていただいていた者として、現在がんばっておられる方に少しでもお役に立てればと思い僕の体験談を記したいと思います。僕も自己規律確立の段階では勝ったり負けたりで損益は目に見えて確認できませんでした。一貫したマネーマネージメント(適切な水準での損切りと損切りに引っかからなければ引成決済)と一回あたりのロットを抑えてさえいれば大勝ちはできなくても今までのような大負けの日はなくなりました。それから自分への課題として必死に規律を守って3ヶ月ぐらいしてようやく、少しずつプラスを達成できるようになりました。この期間は人によって違うと思いますが、僕の場合の3ヶ月が長いと思われる方ははっきり言ってトレードなどしないで他の道に進まれたほうがいいと思います。それぐらい必死にがんばりましたし、今でもがんばっています。それほどトレードって難しいし、簡単に稼がせてはくれません。

  • その壁を越えてようやく自分にしっくりいく形に行き着つと思います。その間、負けたときには自分のモチベーションを高めてくれること(自分の目標の確認・好きな音楽(僕は阪神久保田投手の甲子園での登場曲の湘南乃風の『札束』を聴いて自分を励ましました。)・『デイトレード』を読む。などしました。僕も1年近く毎月負けていましたし、そんな僕でも諦めずに頑張れば道は開けました。がんばっていれば目に見えては成長していないかもしれませんが地下では必ず成長しています。僕も日々頑張っていますのでみなさんも頑張ってください。

  • 成長された方からのコメント、嬉しいです。ありがとうございます。
    「私は、こういう事で勝てるようになった。」等の体験談がありましたら、ぜひどなたでもコメントで披露して下さい。
    きっと、多くの方の励みになると思いますので。

  • たかやんさん
    こんばんは!
    この記事のロータスの写真、とてもクリアで綺麗ですね。
    また、「銭の花~。。。」も、実に感銘を受けました。
    では。

  • コメント、ありがとうございます。
    確か、(インド)仏教思想的に、蓮の花を「悟りの開花」のイメージとしているという記憶がありましたので、迷わず「蓮」から写真を選びました。
    勿論、「血の滲んだような赤い」蓮の蕾を。
    ちょっと開きすぎかなとは思いましたけど、綺麗ですよね。
    画像の上にマウスを置くと、ちょっとした説明が読めるようにしているのですが、それに気づいてコメントをくれたのは、ピッコロさんが初めてです。
    それも、嬉しかったです。
    ピッコロさんは若いので、「銭の花」は新鮮だったかもしれませんね。でも私くらいの歳の人なら、大抵の方が知ってると思います。
    昔テレビで「細腕繁盛記」というタイトルで大ヒットしましたから。
    このフレーズは、毎週ドラマの最初に流れて、暗記させられちゃってるんです。
    「銭の花」は、その原作です。

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