デイトレの最中に、
でも、もしあなたがこの先半年以上マーケットで生き残る事が出来たら、時々はこの馬鹿げた提案の事を思い出し、気が向いた時にちょっとでも試してみる事をお勧めします。
あなたが長くマーケットで生き延びるほど、あなたの、
「マーケットよ、お願いだから私からお金を奪わないで。」
ゴルゴ13並みの自己暗示能力でも持たない限り、心の底から「損したい」と考えながらデイトレする事は不可能だと思います。
私だって、できません。
しかし、買いエントリーしたポジションにちょっと利がのって、今すぐにも利確したい衝動にかられた時に、
AM9時30分を過ぎても一度もエントリーできずに焦り出した時に、
ただし、予定した損切りの位置に株価が達した時には、
マーケットさん、どうか私に損させて下さい!
なんて考えてる暇があったら、とっとと損切りを完了する事。
心の底から本当に「損したい」と考える事はできませんが、デイトレの最中に、あえて逆の方向に意識を向ける事で、欲望に憑依された自分を中和し、正気に戻る効果(≒ルールを守る効果)が確かにあります。
そしてこれが身についてくると、本当に自分に優位性のあるチャンスなのか、単に欲望で目が曇っているだけなのか、動くべき時なのか、様子を見るべき時なのか、様々な判断をしなければならない時に、欲望から一定の距離を置いた客観的な判断ができるようになってきます。
この感覚を実感できるようになると、マーケットが、
「意地悪でコントロール不能」
な存在から、
「勝つも負けるも自分次第」
である事が、体験的にわかってきます。
私はまだそこまで行ってませんが、この状態から更に上に行けば、遂には「損させて下さい」なんて考える必要すらなく、常にマーケットと共に動けるようになるのではないか?と想像しています。
単なる勘違いかもしれませんけど・・・ (^ ^;)ゞ
勿論これは、何らかの優位性を伴うルールや戦略に沿ってデイトレしている事が前提であり、単に「上がりそう」とか「下りそう」という思いつきでデイトレしている場合は、考え方を変えたくらいでは何の効果も見こめませんので、念の為。
(補足)
昨日や今日デイトレを始めた初心者の方には、上記の内容を一読しただけで私の意図した事を完全に理解して頂く事は、到底無理だと思います。
でも、もし少しでも興味を感じた見込みのある初心者の方は、「どこから読み始めたらよいのですか?」から、じっくり読んでみる事をお勧めします。その上で分らない事があれば、その記事のところでコメントで質問してもらえれば、可能な限りお答えします。
【デイトレで「本気を出す!」の意味を考えてみる(1)】に戻って読む
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(補足)本能と理性の関係については、こちらのレポートで詳しく解説しています。
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