苦あれば楽あり?(1)

最近トレードを始めてみた方は、

「え~~、トレードってこんなに難しいのか!」

って驚いてるかも知れませんね?
そう、このブログでも再三繰り返しているように、トレードって

「イッチョ、俺も稼いでやろう!」

なんて、武器も持たないでマーケットに飛び込んで来た人が思い通りに稼げるほど甘い世界ではありません。
とは言うものの・・・

デイトレの技法、225平均の日足

ここ2週間弱の相場(丸で囲んだ範囲)は、さすがにチョ~~厳しいです。
これでは、スイングトレなんて動きようがないし、デイトレにしても

「損が出ないだけでも、御の字(おんのじ)

だと思います。
いかにトレードを安易に考えてはいけないとはいっても、現在の相場を

「普通」

と考える必要はありません。
だから、決して焦らない事。
この相場で勝てないのは、あなただけではありません。

相場には稼ぎやすい時もあれば、稼ぎにくい時もあり、現在は

稀に見る稼ぎにくい相場

に違いありません。
こういう時に焦ってトレード数を増やすと、さらに消耗する可能性が大です。
こういう時はじっくり自分のトレードを見直したり、うろ覚えになっているノウハウを再検証したり、過去のカリスマトレーダーの書籍を読んで、マーケットにトレンドが戻った時の立ちまわり方でもシミュレーションしてみる事をお勧めします。


今は市場全体が狭いレンジの中で閉塞していますが、これが永久に続く事はありません。
レンジを抜ける日は、遅かれ早かれ必ずやってきます。
群衆が我先にと同じ方向に突き進む時が、いずれはやってきます。
(上へか下へかは知りませんが、、、、、)

その時になって、「高いから買えない」とか「安いから売れない」なんて(ブタの)寝言を言って置いてきぼりを喰らわないように、トレンドフォローの概念とノウハウをしっかり勉強しておいて下さいね。

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トレードが難しいのは、トレーダーの油断や強欲や優柔不断な性格等が原因と考えられがちですが、本当の原因はもっと心の奥深い所に隠されています。
(※月並みなプロスペクト理論等ではありません。)

このレポートでは、その原因となる心の驚異的な仕組みを解り易く解説すると共に、トレードを難しくしている原因を、どのようにすれば取り除く事ができるかまで、具体的に提案しています。

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14 件のコメント

  • やっぱりそうだったのですね。
    超短期でも取りにくいなー、とは思っていましたが。
    たかやんさんの分析で確信を得ました。
    誠にありがとうございました。
    下抜けすることを祈りつつ、寝ることと致します。

  • 分析というほどのものではありませんが、、、、
    しかし、今日はご希望通り下抜けしましたね?
    例の支持線が再度割れた事で、更に「嫌気」される雰囲気が蔓延しそうです。
    でも下値も限定されるので、下に行っている間はしんどい相場が続きそうです。

  • たかやんさんこんにちは。
    最近は、週間プラスも達成して連勝も15日まで伸ばしたりしていたのですが、またルール無視の持ち越しをしてしまい、損が膨らんでせっかくコツコツ積み上げてきたのに益がなくなってしまいました。
    その日はそれを取り戻そうとして6連敗。
    自分の場合、完全デイトレでの15日間連勝でないと意味がないことを痛感しました。
    ということで、自信喪失の今日この頃です。

  • そういう事は、私も、何度でも経験しています。
    週間プラスを一旦達成した人でも、そのまま楽園生活に移れる人は稀で、殆どの人は何度かこういう逆境を経験していると推測されます。
    少し勝てるようになると、どうしても脇が甘くなり、それまで当然のようにできていた事ができなくなってしまったりします。
    既に平常心を失い、週間プラスを目指して精進してきた日々よりトレーダーとしてのレベルが下になってしまっているのです。
    こういう時に焦って挽回しようとしても、レベルが週間プラス以前に下ってしまっているのですから、さらに墓穴を掘る可能性が高くなってしまいます。
    コツ、コツ、コツ、、、ドッカーン↓
    それは、まあ人間なのだから一度や二度(や三度や四度や五度や六度)はしょうがありません。
    でも、そこですぐさまトレードしないのがコツです。
    まずは一旦、場から離れて頭を冷やす事。
    https://www.traderspage.biz/wp/richard-rhodes7/
    この記事を書いてから3年になりますが、こういう時に読まないと頭に入ってこないので、これが良い機会かも知れませんね?
    さて、「少し勝てると脇が甘くなる」と書きましたが、表現を変えると「少し勝てると、初心者に戻ってしまう」と言う事です。
    初心者とは、エントリーした単なる「1トレード」に理性の全てを乗っ取られてしまう人の事を言います。ルールもへったくれもありません。
    それで勝てれば問題ありませんが、負けてもそれを受け入れる事ができません。
    負けを受け入れる術を覚えたからこそ週間プラスが達成できた訳ですから、トレードのレベルが下がっている事が明確に理解できると思います。
    だから、もう一度ここで頭を冷やして、
    「トレード単位での勝敗には拘らない」
    (=心から負けトレードを当然の事として受け入れる)
    という「あたりまえ」の事を自分に、今一度言い聞かせて下さい。
    そして、二度とルール違反しない事を自分に誓う事。
    それが心に染みたと感じる事ができれば、気を取り直し、「絶好のチャンス」を待ち構えて復活です。

  • いつも大変勉強になっつております。
    ありがとうございます。
    また、質問させて頂きたいのですが
    FXVMを購入するところなのですが
    おまけで迷っております。
    必勝法V1PDF と 必勝法V1
    は内容が違うのでしょうか?
    よろしくお願い致します。

  • ありがとうござます。
    早速購入させて頂きました
    FXVMで勉強させていただきます。
    プリンター故障のため通販にしたのでしばらく待ってま~す。
    ‘おまけ’の種類増えるの希望します。

  • はじめまして。
    たかやんさんのブログはいつも為になります。
    たかやんさんのブログを見て、頭を冷やす為、7月頃からトレードを中止し10月に再開したのですが、また同じ事をやってしまいました。
    ここのコメントの方のかずさんと全く同じ状況です。
    自分で持ち越し禁止のルールを作ったにもかかわらずわずかな損失を受け入れられない為持ち越してしまい損失拡大させてしまいました。
    ほんとに何回も同じ事を繰り返してしまい自分自身情けないばかりです。
    始めてから2年が経とうとしているのに全く変わらないです。
    でも今日、ここのコメントを読んで本当によかったです。
    また、何度も読み直し、自分に言い聞かせてやってみようと思います。
    諦めずに頑張ります。

  • たかやんさん、わかりました。一から出直します。
    少し勇気が出ました。ありがとうございました。

  • 「絶対!」
    と心から誓っていたルールを、私も幾度破った事か、、、?
    本能に理性で逆らうのですから、難しい事は間違いありません。
    わかっているつもりでも、何度かは「つい、、、」が出てしまうでしょう。
    でもね、いつかは脱却しないといけない事なのです。
    でないと、生き残れないのです。
    生き残りたければ、理性の中でも最上等のもので本能に区切りをつける必要があります。それが、
    『本気力』
    です。
    「本気」の必要性についてよーく考えてみて、深く納得できるか自分の心の中で確認して下さい。
    それができたら、その瞬間から本気を出して下さい。
    来月や来週ではなく「今、この時」から本気を出すのです。
    まさに、不退転の決意です。
    このレベルの決意をしながら、更に何度も失敗するようだと、さすがにもう退場しか無いのかもしれません。
    この失敗は、繰り返すほどに「癖」になり、決意のレベルが下がってしまいます。
    誰にでも、「頑張れば超えられる」というものではありません。
    でも、
    あなたなら、
    乗り越えられますよね?

  • はじめまして
    「絶対!」と決めたルールをいとも簡単に破ってしまう自分の弱い本能がにくたらしいです。
    損を確定させること、トレード毎の勝敗は気にしないこと、高ければ買い・安ければ売りなどなど、トレードのキモは頭では理解できるようになれました。
    が、いかんせん実践出来ません。
    次こそは! とは思うのですが、またルールを破ってしまいそうなので、ルールを破らないための対策を考えながらしばらくトレードはお休みにしようと思います。

  • たかやんさんこんにちは。
    この記事が書かれた時期の売買記録を見直してみると小幅なマイナスで終わっていました。
    その後、週間プラス(小幅でも、しかも手数料含めて)を達成したときに、なぜか「トレードこわい病?」の様な感覚がでてきまして、積極的にポジションを取れなくなっています。
    それまで週間10トレード前後を行っていたのが週せいぜい4~5トレードになってしまいました。
    それでも、手数料を含めて週間プラスを維持してさらに元金が小幅ながらプラスになりましたが、今度は「トレードしたくない病?」の様な感覚が・・・。(+o+)
    ロスカットを守るルールを徹底していた時もかなり精神的にきつい状況にありましたが、収支がプラスに振れた時にもまた違った意味でスランプに陥るんですね?。
    たかやんさんの記事にもありますが「脇が甘くなりガタガタになる」という状態にいます。
    大負け(ロスカットはきっちりとやっているので大負けはないのですが・・・)した時と同様に勝ちに入った時も売買記録を見直して、引き締める必要がありそうですね。
    このコメントを書いていて気付いたんですが、どうやら原因は「せっかくプラスにした元金を減らしたくない→ロスカットしたくない」というところから来ているようです。
    トレードの基本「トータルでプラスにすること」を思い出しました。
    たかやんさんの記事や皆さんの貴重なコメントを何度も読み返して「知識として解ってる」のと「体験する」ことの違いをひしひしと感じています。
    私から見ればたかやんさんは凄腕トレーダーですが、いつも初心を忘れない稀にみる人物と感じるのです。
    記事やコメントを読んでもベテランにはベテランなりの初心者には初心者なりの解りやすい記事やレスが書かれているように思えます。
    このブログの記事やコメントは私の様な初心者トレーダーにとって貴重な存在です。
    いまでも十分トレードエッセンスが詰まっているブログですが、どうぞ、これからもお体に気をつけてブログを続けていただきたいと思います。

  • >どうやら原因は「せっかくプラスにした元金を減らしたくない→
    >→ロスカットしたくない」というところから来ているようです。
    そうした分析は、非常に重要です。
    同じ事を同じように継続しているつもりでも、無意識のうちに人間は常に変わり続けているという認識が必要です。
    その微妙な変化の蓄積が原因でトレードの調子を崩す事が少なくないのですが、日ごろから自分のトレードや心の動きを分析的に監視していないと、何が原因で調子が悪くなったのか、何を改善すれば元に戻れるのか、手掛かりすら無い、という状況に陥ってしまいます。
    「負けトレードは必要経費である」
    といった知恵は、理性的に理解はできても、本質的には「本能」に逆らった考え方である為、無意識のうちに本能の言いなりに戻ってしまう、という事がよくあります。
    でも、それをそのまま放置してはいけません。
    「ちょっと勝てるようになると、気が緩んで初心者に逆戻り」
    というのは、全ての人間に公平にプログラミングされている事であり、何度か経験するのは必然的な事です。
    しかし、いずれはそのプログラムを自分の意思で書きかえる必要があります。
    >「知識として解ってる」のと「体験する」ことの違いをひしひしと感じています。
    解らない事には体験もできませんが、解る事と体験する事がまるで別であるという認識もまた、確かに大切です。
    どんなに理解したつもりでも、体験しない事には意味も価値もありません。
    正しい体験を繰り返す事で初めて、「知識」は脳の中で生きた価値を持つのです。
    「正しい体験」を繰り返す為には、時間がどうしても必要です。
    だからトレーダーは、稼ぐ事ではなく、生き延びる事を、とりあえずの第一目標に据える必要があるという訳です。
    殆どのトレーダーは「結果良ければ全て良し」であり、偶発気な利益を求め、奇跡的な損失の回避を喜びますが、そんな事が生き延びる事に貢献できるはずもなく、遅かれ早かれ撤退していく運命にある事を知らないのです。
    確かに容易な事ではありませんが、避けて通る事もできません。
    >いつも初心を忘れない稀にみる人物と感じるのです。
    とんでもない!
    すぐに忘れます。忘れまくりです。
    だから、いつも必死に思いだそうとしているのです。
    記事でもコメントでもオマケPDFでも、既に顕在意識には出てこなくなったような事を、一生懸命掘り出しながら書いています。
    忘れている事を思い出す為には、何かきっかけが必要ですが、コメントやメールや「何を書こうか?」と考える事等が良いきっかけになっています。
    だから、このブログを継続する事は、私自信にとっても、とても良い薬になっているのです。
    ちなみに、私の「初心」はブタそのもでしたので、悪しからずご了承下さい。
    >お体に気をつけてブログを続けていただきたいと思います。
    ありがとうございます。
    そう簡単にブログを止めない事をお約束しますから、かずっちさんもガッチリ生き残って下さい。約束ですよ?

  • たかやんさん、こんばんは。
    早速のレスをありがとうございます。
    >「負けトレードは必要経費である」
    そういえば、初期のころ、ロスカット続きで凹みながら売買記録のエクセルを見直したところ、「ピン!」と来たことがありました。
    「ロスカットをしっかりやっていれば損の幅は限定できる!」
    ということは、最小ロットでトレードを続れば、資金を枯渇させることはない。
    あとは、エントリーをしぼり、利確がうまくできるようになれば徐々にロットを増やして収支プラスに出来る。
    という確信めいたものがありました。
    これは我流のルールでも同一ルールを守り、10トレード、20トレードと繰り返し行って売買記録を見直していなければ気付かなかったことでした。
    忘れかけていました。
    >「ちょっと勝てるようになると、気が緩んで初心者に逆戻り」
    >というのは、全ての人間に公平にプログラミングされている事であり、何度か経験するのは必然的な事です。
    ロスカットを必要経費として当たり前に出来る様にすることと同じように、利益をだすことが当たり前になるまでそれなりに・・・
    あ、そうかそうですね、
    リスク対リワード比が50対50のマーケットでロスカットが当たり前に出来るようになるまで私の場合、40トレード前後はかかりましたが、同じように『利益』を出すことが当たり前になるまで同じ数だけかかってもおかしくない。
    むしろ、当たり前にそのぐらいはかかると言えるのでしょうね?。
    ここ最近、大きく勝てたトレードがあり、あまりにもハマりすぎていて、元金プラスという状況になった事が大きな要因となって
    「プラスを出し続けなければならない」
    という、変なプレッシャーを感じてしまっていたようです。
    昨日は「いっそのこと元金を割ってもいいや・・・」くらいの気持ちでブタトレードをして案の定、元金割れしてしまいましたが、かえってそれで変なプレッシャーから解放されて、何よりトレードを楽しむ気持ちが戻ってきました。
    いや、あの、ブタトレードが・・・ということではなくて、今まで続けてきた日々のトレードの復習、翌日の銘柄選定、エントリー、利食い、またはロスカットになることもあるというトレードそのものの面白さという意味ですが。(^^ゞ
    >記事でもコメントでもオマケPDFでも、既に顕在意識には出てこなくなったような事を、一生懸命掘り出しながら書いています。
    たかやんさんのこの様な姿勢が、質の高い記事やコメントに表れているのでしょうね。
    記事やコメントから「真剣さ」が伝わってきます。
    「初心」と書いたのはちょっとニュアンスが違って伝わってしまったようです。
    言葉足らずですみません、私が伝えたかったのは「相手の目線になって話のできる方」という意味でした。
    そういうことが出来る方は少ないんです。
    >そう簡単にブログを止めない事をお約束しますから、かずっちさんもガッチリ生き残って下さい。約束ですよ?
    ありがとうございます。
    その言葉、すごく感激です、感謝いたします。
    ガッチリ生き残ります、約束いたします。v

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