次は⑥です。
(図1)の青い2本のMAは、1時間足の20MA(太い方)と10MA(細い方)ですが、⑥では、明確な下向きの10MA近辺から東京市場が始まりそうなので、ショートエントリーのチャンスになりそうな事が判ります。(1時間足のMTFMAなので、1時間足チャート上では普通のMAに見えます。)
実際に午前9時を迎えると、寄付きの1本目は陰線でしたが、15分足の2本のMA(黄緑と黄色の階段)がゴールデンクロスになり始めていたので、すぐに陽線が出始め、でもボリンジャーバンドの+2σに3回ほど「ツンツン」したところで力尽きて陰線に転換し、その後は一気に下落していきました。
15分足の2本のMA(黄緑と黄色の階段)がゴールデンクロスになったとはいえ、その上には4時間足のMA2本、1時間足のMA2本、計4本が明確な下向きで威圧しているので、多数決で考えても自然な結果と言えますが、慎重にやるなら、15分足の2本のMAを割った所からエントリーするのでも、勿論OKです。
その後の欧州時間は、1時間足ではノーマークでしたが、5分足チャートで見ると、
1時間足MAタッチからの平均足陰線のスキャルで、簡単に50~70Pips取れています。(当然、ショート狙いオンリーです。)
ところがこれを、普通のローソク足チャートで見ると、
結構、神経をすり減らしそうな状態ですよね?
トレンド相場で平均足を使うと、ローソク足よりストレスが軽減できる可能性が高そうです。
次回「FXを攻略するなら、テクニカル分析はコレで決まり!(10)」に続きます。
【MTFMAの各種時間枠チャートでの表示選択一覧】
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