FXを攻略するなら、テクニカル分析はコレで決まり!(8)

チャートをクリックすると別窓が開いて拡大表示します。(図1)1時間足チャート
MTFMA、1時間足

仮に(図1)の④、4時間足の20MAアタック失敗でショートポジションを持ち、そのまま握っておれば、3日後には400Pipsを超える含み益が発生しています。
(ほぼデイトレ(スキャルを含む)専門の私には、完全にタラレバですが?)

しかし実際には、④から素直に下落してはいかず、もう一度4時間足の20MAでの攻防がありました。

それが⑤です。

チャートをクリックすると別窓が開いて拡大表示します。(図2)5分足チャート
MTFMA、1時間足

しかし今回は、4時間足の20MAにローソク足が一度も触れる事ができないまま、15分足MAのデッドクロスが起こり(黄色の四角の中)、上昇トレンドへの転換が、再度失敗に終わった事が、ほぼ確実となりました。

上昇トレンドに転換しなかったという事は、下降トレンドが再開すると考えるのが自然です。
特に黄色の四角で囲った部分のように、

4時間足の20MAと、1時間足の2本のMAと、15分足の2本のMAが、たった16Pipsの値幅の中に圧縮されて存在している状態というのは、バネが強く圧縮されたのと同じで、方向が決まり次第、大きく動く可能性が有る事
を意識して下さい。4時間足や1時間足の複数のMAを、それぞれの強度も感じつつ総合的に5分足チャート1枚で分析できるのは、MTFMAによるテクニカル分析の大きな強みと言えます。

この時の場合も、欧州時間だけで100Pips、更に米国時間でも150Pips超えの大相場となりました。

(図3)5分足チャートチャート
MTFMA、1時間足

5分足のローソク足だけ見ると、凸凹が激しくて面倒な相場のようですが、MTF_MAのパターンだけ見れば、素晴らしい下落相場です。
こういう相場で、自分ならどういう方法で、より多くのPipsを稼げるか、いろいろシミュレーションしてみるのも、良い訓練になると思います。

ココがポイント

レートが5分足のMAに弾かれるのと、15分足のMAに弾かれるのと、1時間足のMAに弾かれるのと、4時間足のMAに弾かれるのとでは、その後の値動きのスケール(≒期待値)に大きな違いがある事を忘れないで下さい。
この事は、しごく当然の事でありながら、私もしばしば忘れます。
それを防ぐ為には、短期のチャートばかり凝視していないで、常に様々な時間足のチャートを見て回って、短期の思考に縛られないよう心掛ける事が必要になります。

次回「FXを攻略するなら、テクニカル分析はコレで決まり!(9)」につづく。

【MTFMAの各種時間枠チャートでの表示選択一覧】
MTFMAのパラメータ設定一覧表

FXを攻略するなら、テクニカル分析はコレで決まり!(1)

2020.04.19
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