煙草の増税案が見送りとなったようで、ひとまず安堵されている愛煙家の方も多いと思います。
でも、今後も事ある毎にこの話題は再燃し、徐々に煙草の価格が上がっていくのは止めようが無いように思われます。
一箱=約1000円というのが、アメリカやヨーロッパの煙草価格情勢となってきており、それに比べると日本の煙草の価格はまだまだ「安値圏」にあるからです。
私も「禁煙セラピー」を読むまでは、
程度にぼんやり考えていたものです。
それは仕方無いとしても、これだけあっちを見ても「人権」、こっちを見ても「人権」とやかましい世の中でありながら、愛煙家への人権蹂躙は、なぜこんなにも野放しなのでしょうか?
例えば高速道路のサービスエリア。
サービスエリアに立ち寄るドライバーが喫煙者の場合、1本も吸わずに済ませる事など、まず考えられないでしょう。
で喫煙場所を探すと、狭くて臭い喫煙コーナーがあるだけで、オープンスペースで吸える場所が無いなんてところもザラ。
郊外のサービスエリアで、何が悲しくて喫煙室で吸わなくちゃならないんでしょう?
喫煙室の空気って、喫煙者にも間違いなく臭いのです。
綺麗な空気の中ですがすがしく吸えばこそ、一服する価値があるのです。
しかも煙草の煙は、副流煙(喫煙者が直接吸う主流煙に対し、たばこの先から立ち上る煙)の方が主流煙より有害である事が知られており、だからこそ煙草を吸わない人に煙を吸わせない為の分煙が進んでいる訳ですが、喫煙者とて人間ですから副流煙が有害である事は間違いなく、であればオープンスペースで気持ちよく吸う1本と、あの「茶色一色」の喫煙室での1本とでは、明らかに喫煙室での1本の方が体に悪い事も間違いありません。
都内のビルの中とかのように、人の密度が高いところでなら喫煙室という選択肢も仕方無いかも知れませんが、高速道路のサービスエリアのように「広~~~い」スペースで、片隅にちょっと灰皿を用意すれば済むものを、わざわざお金掛けてガラス張りの小屋みたいなものを建てて喫煙室と決め、そこに喫煙者を容赦なく押しこむというのは、喫煙者の健康維持の権利を侵害する、立派な人権問題ではないでしょうか?
てなこと言っても、喫煙者をいじめてはばからないのが現代のトレンドとなっており、このトレンドは当分ブレイクする事はなさそうです。
現代の禁煙トレンドの中で喫煙という逆張りを選ぶ人は、自然とマゾッ気を身に付けて、自虐的快感を得る事で、高騰する煙草代を少しでも補填する方向に進化しようとしているのでしょうか?
唯一、この理不尽な仕打ちから身をかわす方法があります。
あなたも禁煙すれば良いのです。
「無理!」と思いますか?
ところが「無理!」と思い、九分九厘以上吸い続ける前提で、単に興味本位だけで読んだ私が、読んだ直後から禁煙に成功できているのです。
定価1500円ほどの本ですが中古は1円からありますし、BookOffで探しても100円コーナーで見つかる可能性も少なくありません。
今後の値上げに対し、一箱何円までなら頑張るつもりですか?
今後コストを理由に禁煙するとしたら、間違いなく苦しい禁煙になりますよ~。
当然、禁煙失敗の可能性も高いです。
なんと言っても、健康への害を百も承知で止められないのですから。
そうじゃなくて、この本は読むだけで簡単に「止めたくなる」のです。
「なぜ?」は聞くだけヤボです。
費用は105円からせいぜい数百円。
この本の推奨記事はこれ以上書きませんので、これを見逃すとあなたは禁煙の絶好のチャンスを棒にふる事になりますのでお気を付け下さい。
(追伸)
既にこの本を読んで禁煙に成功した読者の方、ぜひあなたの体験談をコメントにして、一人でも多くの喫煙者を苦界から助けてあげて下さい。