AIGにはさすがにハラハラしました。
いくら「デイトレは、上がっても下がっても淡々と」とはいっても、土俵が崩壊したら相撲も取れませんものね?
それにしても、リーマン破綻の時には「民間企業救済に公的資金を使う事など、ただの一度も考えた事すらない」と言いきっていたFRBが、その舌の根も乾かないうちにAIGを救済するというのは、ちょっと「サプライズ」でした。
かといって、これを「一貫性に問題がある」とFRB批判するのはちょっと違うと思います。
FRBはAIG救済のシナリオを既に用意しながら、リーマン破綻には冷淡に対応する事で、今後次々と出てくるであろう「5ドル割れ企業からの救済要請」に対し、それに答えるも答えないも全ては「FRBの判断次第」という今後の道筋を作ったのだと思います。
実際、FRBとて資金は有限だし、かといって救済すべきものを救済せずに米国が沈没してしまってはFRBの存在価値が無いしで、そう考えると今回の一連の流れの全てはFRBの思惑通りに運んだ感すらあります。
このあたりの手際の良さは「さすが、アメリカ!」であり、リーマンが倒れた時に「首相、一般消費者に不安を与えないように指示」なんて、意味不明の指示が飛び交うどこかの国とは違います。
「なぜFRBはAIGを救済し、リーマンは見捨てたのか?」
そんなの明らかだと思うのですが・・・?
かといって、FRBすら明言を避けているのに私が書く訳にもいきません。
どなたかコメントして頂けると助かります。
(「トレードというゲーム」はそのもの「ズバリ」ではありませんが、私の答えに近いところを通っている部分があるので、ご参考まで。)
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