よくわかります。
損切りとは、自分で自分の手を剃刀(カミソリ)で傷つけるようなものだと、どこかで読みました。
大切なお金を守る為だとわかってはいても、1センチも傷つけられないどころか、自分で自分に注射するのだけでも、できない人はとことんできないでしょう。
もし、損切りと自傷行為が同種のものであるなら、できる人とできない人がいて、できない人はどうしてもできない、できないのなら、最初からやろうとしない方が良い。
・・・、という事になるでしょう。
でも、損切りの本質は自傷行為でも何でもなくて、トレードで勝つ為の必要経費です。
商売人が仕入れる商品の代金を払うようなものです。
商売したければ、商品を仕入れねばならず、その為には絶対にお金を出さないといけない。
どんなにケチな商売人でも、この事だけは理性で納得していなければ、商売を続けられない事は明らかです。
仕入代金を払う度に荒れて自暴自棄になる商売人って、もしいるとしてもすぐマーケットから追い出される事になるでしょう。
トレードで損切りができない(時がある)とか、損した時にすぐ取り戻したくなるというのは、どこかに
「トレードで全勝したい。一度だって負けるのは嫌だ」
という生の本能がそう云い張っているのであり、トレードの本質を頭では理解できているとしても、条件反射的な原始的レベルではまだ本能が幅をきかせている状態です。
この理性と本能の立場を逆転させるのが「本気力」。
デイトレがどうのこうのといろいろ言ってますが、つまるところは「本気力」ですね。
いっそトレードを止めてしまうのも、選択枝の一つ。
止めないのであれば、いつ本気を出して、損切りを必要経費と割り切れるか?
早ければ早いほど良いです。
禁煙のように。
「禁煙したけど、時々は吸う」
のは禁煙したうちにははいらないですものね?
たかやん
マーケットは誰にもコントロールできません。
エントリーしたら最後、デイトレーダーにできる事は「脱出」しかありません。
そういうマーケットと、これから毎日対峙していこうというのに、自分すらもコントロールできないというのであれば、まるで水面に落ちた枯葉の如くカオスの海に漂い、そしていつかは沈んでいくしかありません。
デイトレで稼いでやると決めたその瞬間から、自分をコントロールしていくという腹をくくって下さい。
その自信が無いなら、実弾発射はしない事。
それ以外にマーケットで生き延び続ける方法は無いように思います。
PDFありがとうございました。
いつも非常に感謝しながら読ませていただいてます。
しかし残念ながら私は負け組のままです。
e-Bookや生存率向上bizの手法や数々の書籍のおかげで確かにトレード技術は上達しています。
でも、いつもコツコツためた利益を一回の失敗(損切りの)が、ぶち壊しています。
その一回の失敗の直後にいつもヤケクソになってもう一回全く優位性のないトレードを全力で仕出かします・・・
いつも、こんな感じです。
もう損失の額がヤバイです。
自分の事をまだ信じ切れてないのが原因でないかと最近思います。
そういえば禁煙に成功した時、すごく穏やかな気分でした。
『自分はもう非喫煙者なんだ、もうやめた事に後悔なんかしない』
と素直に思えた時はじめて、すんなり禁煙できました。
絶対にすばらしいトレード人生を手に入れます。
頑張ります。
長々とすいませんでした。