失意のデイトレーダーに送った、損切に関するアドバイス・メール

匿名

PDFありがとうございました。
いつも非常に感謝しながら読ませていただいてます。

しかし残念ながら私は負け組のままです。
e-Bookや生存率向上bizの手法や数々の書籍のおかげで確かにトレード技術は上達しています。
でも、いつもコツコツためた利益を一回の失敗(損切りの)が、ぶち壊しています。
その一回の失敗の直後にいつもヤケクソになってもう一回全く優位性のないトレードを全力で仕出かします・・・
いつも、こんな感じです。

もう損失の額がヤバイです。

自分の事をまだ信じ切れてないのが原因でないかと最近思います。
そういえば禁煙に成功した時、すごく穏やかな気分でした。
『自分はもう非喫煙者なんだ、もうやめた事に後悔なんかしない』
と素直に思えた時はじめて、すんなり禁煙できました。

絶対にすばらしいトレード人生を手に入れます。
頑張ります。
長々とすいませんでした。

たかやん
>その一回の失敗の直後にいつもヤケクソになってもう一回

よくわかります。

損切りとは、自分で自分の手を剃刀(カミソリ)で傷つけるようなものだと、どこかで読みました。
大切なお金を守る為だとわかってはいても、1センチも傷つけられないどころか、自分で自分に注射するのだけでも、できない人はとことんできないでしょう。
もし、損切りと自傷行為が同種のものであるなら、できる人とできない人がいて、できない人はどうしてもできない、できないのなら、最初からやろうとしない方が良い。
・・・、という事になるでしょう。

でも、損切りの本質は自傷行為でも何でもなくて、トレードで勝つ為の必要経費です。
商売人が仕入れる商品の代金を払うようなものです。
商売したければ、商品を仕入れねばならず、その為には絶対にお金を出さないといけない。
どんなにケチな商売人でも、この事だけは理性で納得していなければ、商売を続けられない事は明らかです。
仕入代金を払う度に荒れて自暴自棄になる商売人って、もしいるとしてもすぐマーケットから追い出される事になるでしょう。

トレードで損切りができない(時がある)とか、損した時にすぐ取り戻したくなるというのは、どこかに
「トレードで全勝したい。一度だって負けるのは嫌だ」
という生の本能がそう云い張っているのであり、トレードの本質を頭では理解できているとしても、条件反射的な原始的レベルではまだ本能が幅をきかせている状態です。

この理性と本能の立場を逆転させるのが「本気力」。
デイトレがどうのこうのといろいろ言ってますが、つまるところは「本気力」ですね。

いっそトレードを止めてしまうのも、選択枝の一つ。
止めないのであれば、いつ本気を出して、損切りを必要経費と割り切れるか?

早ければ早いほど良いです。
禁煙のように。

「禁煙したけど、時々は吸う」

のは禁煙したうちにははいらないですものね?

たかやん


マーケットは誰にもコントロールできません。
エントリーしたら最後、デイトレーダーにできる事は「脱出」しかありません。

そういうマーケットと、これから毎日対峙していこうというのに、自分すらもコントロールできないというのであれば、まるで水面に落ちた枯葉の如くカオスの海に漂い、そしていつかは沈んでいくしかありません。

デイトレで稼いでやると決めたその瞬間から、自分をコントロールしていくという腹をくくって下さい。
その自信が無いなら、実弾発射はしない事。

それ以外にマーケットで生き延び続ける方法は無いように思います。

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3 件のコメント

  • はじめてメール致します。
    今回の『決意』を読んで驚きました。
    私、株取引を始めて、2年になります。
    ビギナーズラックを味わうこともなく、資金を減らし続けています。
    3ヶ月前に家庭の事情で勤め先を退職し、今は家族から許しを得て、1日いっぱいトレードさせてもらってます。
    改めて、e-bookで知識を得なおし、日々チャートの分析を行い、自分なりの利益を出せるルールを作りました。
    後は、チャートを見ながらパソコンのボタンを押すだけです。
    ・・・ところが、それができないのです。
    8時からパソコンの前に向かい経済ニュースを確認、昨夜練った作戦を繰り返し確認し準備は万端ですが、寄付きが始まると頭が真っ白になり、『決意』の方と同じ行動、結果になってしまいます。
    取引余力がなくなったころ、損したことよりも、自分のルール通りに行動できない自分に悔しく、情けなく思います。
    「損してもいいからルールに従おう!」と意気揚々とトレードを始めますが、少しの利益が出たところで利確、損は、おろおろしているうちに膨らんでいき、連続で負けるとヤケなりエントリー・・・。
    相場というのはありがたいもので、ヤケになったときは、少々利益を出させた後、思いっきり反対に動いてくれるので、毎回、目を覚まさせていただきます。(その時だけですが)
    自分のルールに従えないなんて、どうすればいいのでしょうか?
    という質問をしようと思っていたところでした。
    もう一度、『本気力』読み直します。

  • このブログで様々な事を書いていますが、何が一番重要かと問われれば、手法でもなければ知識でもなければテクニカル分析力でもなく、トレーダー自身が、どれだけ本気で本能を克服し、マーケットと向き合う覚悟ができてるか?という事につきると思います。
    殆どの人は、この事に気づきもせずに退場していきます。
    存命中にこの事に気づけた人はラッキーですが、それだけで生き残りが保証された訳ではありません。
    結局は、
    『本当に本気を出せるかどうかの本人次第』
    という事になると思います。

  • コメントありがとうございました。
    私の周りでは株取引どころか、投資というものに携わっている者がおらず、当然言われる事は、「株なんてやっていると今に大損するぞ!」、「ちゃんと額に汗して働かないとダメな人間になるぞ」など、ありきたりのことを言われ続け、それで落ち込むわけでは無いのですが、結果が出せない自分を情けなく、悔しく思っておりました。
    トレーダーは孤独なもの、と本にも書いたありましたが、やはり同じ志を持っている方がいないので、不安な日々を過ごしておりました。
    株取引で、自分のコメントの後に返事があったのは、とても嬉しく、心強く思いました。
    またメールします。
    ありがとうございました。

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