こんなのを見つけました。
・デイトレーダーは日本社会に貢献していないと思います。
・金儲けに利用された企業側の気持ちに同情します。
・自分の金儲けに走り、誰にも貢献することはない、全くダメな人種だと思います。
まあ、門外漢からどう思われようと知ったことではないものの、こういう無知蒙昧な輩が日本に一杯生息しているかと思うと気分が悪くなります。
職業を社会への貢献度で計ろうなどとは、まさに言語道断。
差別を好む卑しい人間の性(さが)丸出しの考え方であり、人間としてこれほど恥ずかしい振舞もまたと無いでしょう。
私も長年サラリーマンに身を窶(やつ)していましたが、「社会貢献の為に働いている」なんて意識した事など一度もありません。
確かに社会貢献を仕事の目的に据えて働いている人は素晴らしいですし、尊敬に値します。
しかしそれはむしろ恵まれた人であって、殆どは自分の為、家族の為、この厳しい社会を生き抜くために仕事をしているのです。
犯罪行為は論外ですが、そうでない限りはどんな職業であれ、その仕事に応じた対価を得、消費し、納税している以上は、それだけで十分に社会に貢献していると言って間違いありません。
稼げていないトレーダーには軽蔑を、稼げているトレーダーには妬み嫉み(ねたみそねみ)を。
こういうサモシイ人間にだけはなりたくないものです。
「流動性に貢献している」
とかなんとか、へたな反論をする必要などこれっぽっちもありません。
誰に媚びへつらう必要もなく、働きたい時に働き、休みたい時に休む。
経験と技術に相応の利益を得、リスクは自分で負い(税金を含む)、誰にも迷惑はかけない。
私にとっては、デイトレーダーこそ職業の理想像であると言っても過言ではありません。
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