「上値や下値の抵抗線を引くということ自体が、私にはオカルトに思えてならない点です。
トレンドラインはいかようにも引けるからです。」
こういうメールを頂いて、長い長い返事を書いていたのですが、サーバーのログイン時間を超えてしまい、全てがふいになってしまいました。
そこで頭にきて、全く内容を変えて、この記事を書く事にしました。
私がテクニカル分析をお勧めするのは、実際にその有用性を確信していますし、デイトレーダーには必須で、唯一無二(テクニカル分析そのものは様々ですが・・)の武器だと考えているからです。
しかし、あなたが何を武器として選ぼうと、それはあなたの自由です。
そこを曲げてまで「ぜひ、テクニカル分析をよろしくお願いします」とあなたに頼み込む義理も筋合いも、私には全くありません。
例えば、私は自転車を徒歩より効率的な移動手段と考えています。
だから「自転車は便利で楽チンですよ~」と紹介したりしたとしても、だからといってあなたがローラースケートを選ぼうが、セグウェイを選ぼうが、それはあなたの自由であり、私にとっては何の不都合も無いのです。
あなたが私の勧めに従って「自転車に乗ってみよう!」と決意したなら、あなたなりにしかるべき練習をする必要があります。
有る程度練習しさえすれば、殆どの人が乗れるようになるとは思いますが、中にはどうしても乗れるようにならない人もいるかもしれません。
その結果「あんな、2つしか車輪の無い乗り物が、安定して真っ直ぐ進めるはずがない!」と結論されたとしても、別に私にとっては自転車が少しも否定される訳でもなく、どうでも良い事なのです。
これって、冷たいですか?
テクニカル分析の質問メールなら、私の可能な限りお答します。
しかし、テクニカル分析の可否論について議論するのはお互いに時間の無駄です。
デイトレーダーにとって「テクニカル分析は必須」と私は考えますが、これ以外にどのような考え方の人がいても、それは大いに結構な事ではあっても、私が困る事ではないのです。
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