スポーツジムに通う事を決意したのに、なぜ多くの人は挫折していくのか?
それは、
最初の2週間~1ヶ月ほどで、何らかの結果を出せたか出せなかったかによる。
というのが私の答えです。
以下、解説します。
スポーツ(又は、フィットネス)ジムに通い始める人の多くが、
- 健康増進の為
- ダイエットの為
- 筋肉をつける為
- 見栄えを良くする為
等の目的で始めるのですが、思ったような結果が出ないので、途中で飽きて止めていってしまいます。
そういう人は、
「ジムに通えば結果が出る」
という誤解をしていると私は考察しています。
定番の「エアロ・バイク」を漕ぎながら、涼しい顔して雑誌を読んでいる人がいます。
息も乱れず、汗もかいていません。
各種の筋トレマシンで胸や腕を鍛えているつもりなのでしょうが、顔は無表情のまま、軽いウェイトで10回も繰り返せば、別のマシンにお引越し。
それでは、トレーニングになっていないのです。
有酸素運動で心配機能を向上させ、同時にカロリーを消費して体脂肪を燃焼させたければ、雑誌なんか読んでる余裕は無いのです。
筋トレマシンで筋肉を鍛え増加させたいのなら、回数を多くするにせよ負荷を大きくするにせよ、ある程度、
「必死(又は苦悶)の形相」
にならないと嘘なのです。
本気になれば百回でも繰り返せそうな軽いウェイトで10回程度、すました顔のまま筋トレマシンを上下に動かしても、それでは関節のリハビリ運動にはなっても、筋肉増強の刺激としては、何の意味も無いのです。
本人は真面目に運動や筋トレしてるつもりです。
なのに2週間経っても1ヵ月経っても、体には何の変化も見られない。
むしろ食欲だけが増進して太ってしまった。
なんて事になったら、挫折してしまっても無理は無いでしょう。
運動経験の無い人が、ジムに入会して、マシンの使い方だけ教わって、後は我流で運動するとこういう悲劇に見舞われる可能性が高いと思われます。
そういう人には、1回か2回だけでも良いので、個人トレーナーに、体の鍛え方の基本を教わる事をおススメしまます。
何事も「基本」は大事です。
私の場合は、学生時代に部活の経験があるので、体の鍛え方も多少は心得ていました。
でも30年も昔の方法論なので、書籍で最新の筋トレ科学を学び、いかに昔の方法が間違っていたかを知る事になります。
もう一度「セルフ・エフィカシー」から読む。
デイトレ関連のブログで、あまり筋トレの事ばかり書いている訳にはいきませんので、筋トレに興味のある方は、専門家に教わったり、書籍で勉強してみて下さい。
筋トレに関する書籍なら石井直方氏の書籍がおススメです。
最先端の筋トレ知識が学べます。
またYouTubeで「マッスル北村」氏の動画を見るのもおススメです。
筋トレで効果を出す為には、筋肉に強烈な刺激を与え、筋肉に、
「ヤバい! このままではつぶされる。
今よりパワーアップして、この負荷に耐えられるようにならねばならない。」
と思わせる必要があります。
「この程度なら、現状維持で大丈夫!」
と思われる程度では、筋肉は増えません。
なぜかというと、筋肉がむやみに増えると、力は強くなっても飢餓には弱い体質になってしまうからです。
人類史からみると「食べ過ぎて、太り過ぎてしまう」なんて事態は、つい最近の事であり、人類史の99%は餓えとの戦いだったのです。
だから、必死の形相になるくらい頑張らないと、筋肉にスルーされてしまうのです。
効果のある筋トレができたか、甘い筋トレに終わったかは、24時間後に筋肉痛を感じるか感じないかで判定できます。
私は過去8年間の60%以上は、体のどこかしらに筋肉痛を感じながら過ごしてきました。
と言うと凄い変体みたいに思われるかも知れませんが、筋トレの翌日から数日続く筋肉痛は、効果的な筋トレができた証拠であり決して不快なものではないのです。
筋トレの効果を、24時間後の筋肉痛で判定する事には異論もあるようです。
必ずしも筋肉痛が無くても、効果のある筋トレも有ると。
ま、それも一つの意見、考え方だとは思いますが、筋肉痛での効果判定を全否定する必要もないと私は思っています。
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