ビジネスにしろ、トレードにしろ、成功者のマインドには必ず、
「セルフ・エフィカシー」
日本語では、
「自己効力感」
が備わっているものです。
セルフエフィカシーは、
「自尊心」
と似た意味を持っていますが、自尊心が、
「自分には、価値があるのだ!」
という意識であるのに対し、セルフエフィカシーは、
「自分には、物事をやり遂げる能力があるのだ!」
という感覚を指し、微妙に異なっています。
「自分には、物事をやり遂げる能力があるのだ!」
という感覚を身につける最善の方法は、成功体験を多く積む事です。
当たり前ですね?
でも、ビジネスやトレードで成功体験を多く積めればセルフエフィカシーを高く保てる事は自明なのですが、それが難しいから、みんな苦労しているのです。
従って、もっと簡単な事から成功体験を積み重ねていく事を考て下さい。
例えばサラリーマンであれば、会社に毎朝7時に出勤してみるのはどうでしょう?
通勤電車は格段に空いているので読書等に充てる事ができるでしょうし、始業までの時間、集中して何かを勉強する事もできます。
これを実現させる為には毎朝2時間は早起きしなければならないはずです。
なかなか、容易ではありません。
でもこれを1年、2年と継続した場合と、その他大勢と変わりなく、朝ギリギリまで寝て、満員電車に揺られる生活を1年、2年と継続した場合とでは、その人の内面に積み上げられた価値には大きな差が生まれているはずです。
そして同時に、知らない間にセルフエフィカシーも得られているはずです。
誰でもできる事を当たり前にやっていたのでは、セルフエフィカシーに繋がらない事は明らかです。
本人のやる気さえ持続できれば達成できる事。
でも「その他大勢」には困難な事。
そういう事で、自分に出来そうな課題を自分に課し、成功体験を積めば、更に困難な課題にもぶつかっていけるマインドを手に入れる事ができます。
その、
「その他大勢には出来ないが、取り組むに値する課題のイチオシ」
として私がおススメするのが「筋トレ」です。
毎年1月には、スポーツジムの会員になる人が増えるそうです。
「今年から、私は変わるのだ~!」
という決意表明ですね?
でも、春までジム通いが続く人は少数派です。
なぜ、続かないのでしょう?
一方、なぜ私は何年も続ける事ができているのか?
次回「筋トレで挫折する理由」に続きます。
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