昨日紹介した「デジタル・デイ・トレーダー」は、一夜にして完売となりました。
販売されていたのは10冊ほどだったと思いますが、決断よろしく購入された方はおめでとうございます。
この本は昨日の記事でも書きましたように、読者のレベルが上がるにつれて、この本から得られる事のレベルも上がるという特徴を持っています。
読書というものは全てそういうものではあるのですが、この本は特にその傾向が顕著に感じられます。
ですから1回目読んでみて、あまりピンとこないと思っても、すぐに捨てたり転売したりしないで、月1回とか、季節毎に1回とか、ぜひ繰り返し繰り返し読んで頂きたいと思います。
あなたがデイトレについての実践や勉強を続ける限り、あなたがこの本を読む時のレベルに応じた気づきを、読む度に返してくれるはずです。
また今すぐにはピンとこなくても、この本に書かれたデイトレの真理はあなたの記憶の底に刻まれ、きっかけさえあればいつでも、意識の表面に上がってきます。
とにかくデイトレを志す人なら、ずっと手元に置いておくだけの価値があります。
せっかく買おうと思ったのに、まだ買えると思って後回しにした為に、結局買いそびれてしまった方も沢山おられると思います。
そういう方は、もしまだお読みでないのなら「デイトレード」をお勧めします。
これならまだ、新品でも買えるようです。
もし既にお持ちなのであれば、「デジタル・デイ・トレーダー」を買ったと思って「デイトレード」を、新鮮な気持ちで読み返してみてください。
この本もまた、読めば読むほど味の出る、スルメイカのような良書です。
この本は、既に私のブログでも推奨した事がある為か、中古も高値止まりしています。
最高値は12000円とかになっていますが、これはさすがに異常だと思います。
この本の定価は2310円ですので、仮に絶版となって中古でしか買えなくなったとしても、2310円以上では買わない事をお勧めします。
勿論、2310円以上の価値を得られる読者が少なくないでしょうけれど、やはりバブルに乗ってしまうような行動は、分別あるデイトレーダーには似合わないように思います。
今後「デジタル・デイトレーダー」が中古品として再登場しても、やっぱり定価の2000円あたりを上限の目安と考えられる事をお勧めします。
「ドアが閉まりかけた満員のエレベーターに飛び乗ろうとしてはいけない。
自分の階に着いたエレベーターに乗ることが重要なのだ。
それは私たちを出口(手仕舞いの位置)へと導いてくれる。」--「デジタル・デイ・トレーダー」P.103より--
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