デイトレ生存率向上的テクニカル分析の考え方(2)

一般にどの程度認識されているのかわかりませんが、デイトレで大事なのは、

 「確信犯」が参加している株に乗る事村上世彰

なのです。
「確信犯」といえば、例えば「村上さん」でしょうか。
でも、犯罪と無関係な「確信犯」も多数存在します。 私のボキャブラリーの範囲で一番ピンとくるのがこの単語だったのですが、このニュアンスはわかって頂けるかと思います。

知り合いに「確信犯」がいるなら、ぜひ秘密の情報を聞き出して儲けて下さい。
でも、殆どの人は知人に「確信犯」なんていないでしょうし、いても「インサイダー取引」なんて事になれば立派な犯罪ですから、あまり現実的に検討しても仕方ありません。
そこで、誰でも利用できる「確信犯」を探知するツールをご紹介しましょう。


チャートです。(予想通りでごめんなさい。)

チャートのパターンから「確信犯」が参加している事を見抜き、「すばやく」同じ方向に飛び乗る事で利益を上げる事ができます。 (これこそ「順張り」の本来の意味かもしれません。)
この「すばやく」というのが、デイトレーダーの優劣の大きな決め手になります。 「急騰」してしまった株は、なるほどそこに「確信犯」が「いた」のであり、今後も上がるかもしれません。

でも、そんな「欲」にかられただけの「誰でもできる(誰でもやってしまう)ようなトレードで、いつも利益が得られるほどマーケットが甘くない事を理解して下さい。

高値掴み」は、それだけで大きなリスク、ハンデを負う行為です。

たまには勝つ事もあるでしょうが、継続すればするほど収支は悪化していきます。
例えば「ボリンジャーバンドの±2σの外では仕掛けない」等、一定のルールを決めておくのも良いと思います。

①「目標となる価格まで上がったら買い、下がったら売れ」という逆指値の思考法がトレードには必要であると、このブログで述べてきましたが、と同時に、

②「安きを買い、高値で売れ」という商売の原則もまた「正しい」事を理解する必要があります。

一見、はまるで矛盾した内容のように思えるかも知れません。
でも、私の頭の中では、全く矛盾はありません。
できるだけ①と②を同時に満たす「好条件」にのみターゲットを絞ります。
その「好条件」とは、チャート上ではどういうパターンなのか?
どう矛盾していないと言えるのか? については以下、次回に続きます。

【デイトレ生存率向上的テクニカル分析の考え方(3)】を読む

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