テクニカル分析はオカルトか?(前編)

「上値や下値の抵抗線を引くということ自体が、私にはオカルトに思えてならない点です。
トレンドラインはいかようにも引けるからです。」

こういうメールを頂いて、長い長い返事を書いていたのですが、サーバーのログイン時間を超えてしまい、全てがふいになってしまいました。

そこで頭にきて、全く内容を変えて、この記事を書く事にしました。


私がテクニカル分析をお勧めするのは、実際にその有用性を確信していますし、デイトレーダーには必須で、唯一無二(テクニカル分析そのものは様々ですが・・)の武器だと考えているからです。

しかし、あなたが何を武器として選ぼうと、それはあなたの自由です。
そこを曲げてまで「ぜひ、テクニカル分析をよろしくお願いします」とあなたに頼み込む義理も筋合いも、私には全くありません。


例えば、私は自転車を徒歩より効率的な移動手段と考えています。
進化したセグウェイ
だから「自転車は便利で楽チンですよ~」と紹介したりしたとしても、だからといってあなたがローラースケートを選ぼうが、セグウェイを選ぼうが、それはあなたの自由であり、私にとっては何の不都合も無いのです。

あなたが私の勧めに従って「自転車に乗ってみよう!」と決意したなら、あなたなりにしかるべき練習をする必要があります。
有る程度練習しさえすれば、殆どの人が乗れるようになるとは思いますが、中にはどうしても乗れるようにならない人もいるかもしれません。
その結果「あんな、2つしか車輪の無い乗り物が、安定して真っ直ぐ進めるはずがない!」と結論されたとしても、別に私にとっては自転車が少しも否定される訳でもなく、どうでも良い事なのです。

これって、冷たいですか?

テクニカル分析の質問メールなら、私の可能な限りお答します。
しかし、テクニカル分析の可否論について議論するのはお互いに時間の無駄です。

デイトレーダーにとって「テクニカル分析は必須」と私は考えますが、これ以外にどのような考え方の人がいても、それは大いに結構な事ではあっても、私が困る事ではないのです。

テクニカル分析はオカルトか?(後編)」を読む

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8 件のコメント

  • お世話になります。
    執筆中の文章消滅は本当に腹が立ちますね。
    心中お察し申し上げます。
    ところでテクニカルに関しての質問には、なるべくお答えしていただけると記事にありました。
    本当に嬉しい限りでございます。
    その時には恐れ入りますが何卒よろしくお願い申し上げます。
    失礼いたします。

  • 私のお返事がどの程度お役に立てるかの保証は持てませんが、必ずお返事する事はお約束します。
    ここのところ私事で、私個人にとっては大きな出来事があり、返事が遅かったり、「コメントの公表とコメント返し」が遅れがちになる事がありますが、しばしお時間を下さい。
    但し、私の返事メールに、念のため自分のアドレスをCC:したところ「迷惑メールボックス」で受信する場合がある事に最近気がつきました。
    私にメールされてからしばらくは、迷惑メールボックスも、普段より慎重にチェックして頂けますよう、お願い致します。
    また、その逆に私が迷惑メールボックスで受け取って、うっかり削除している場合が無いとも限りません。
    私にメールされる時は常に「件名=デイトレ」又は「件名=PDF希望」のいずれかにして頂く事、更にもし1週間経っても私からの返事が届かない場合は、誠にお手数ですが、再度件名=「デイトレ催促」で、催促メールを送って頂けますよう、お願い致します。
    (たかとびさん、お優しいコメント、ありがとうございました。)

  • こんにちは、TOBYです。
    せっかく返信を書いておられたのに、残念な限りです。
    エントリーにしていただいたので、こちらに書かせていただきます。
    私が言いたかった点は、テクニカル否定ではなく(もちろん、テクニカルそのものがオカルトだなんて言えません)、
    「トレンドライン」は再現性がないという点についてです。
    いかようにも引ける、というのは「=裁量で適当に」というようにしかとらえられないのです。
    ちょっと言葉が足らなかったですね……。
    私自身は根っからのテクニカル信奉者であり、システムトレーダであり、メカニカルトレーダです。
    もし、先日のメールでお気を悪くされたのであればすいません。

  • たかやんさん、おはようございます。
    そうですよねぇ~。人間国宝なんて呼ばれる人たちはみんな、若い頃(中には幼い頃)から一つのことを練習し続けている人達ですもんね。
    デイトレーダーで人間国宝はいませんけど、名人・達人、あるいは神様とかって言われたりする人達も、きっと同じ(ように見える)事を繰り返しているんだろうと思います。
    名人・達人・神様は無理でも「なかなかやるじゃん!」くらいのレベルにはなれるものと信じて繰り返していくのが、結局は近道なんだと自分に言い聞かせてやっています。
    もっともやり方が間違っていたら話になりませんけど...
    そうそう、好きじゃなきゃなかなか続けられないのも事実ですよね。こちらで紹介されている書籍の「デイトレード」にも、「勝っているトレーダーは例外無くトレードを心の底から愛している。」みたいなことが書いてありました。
    正しくて好きになれる方法...これを見つけるまでがまた一苦労だとも思います。
    ちょっとピントがずれたコメントになっているようで心配ですが、懲りずにまた来ます。では。

  • よく考えてみると、トレンドラインの引き方を学校で習う訳ではないので、人それぞれでイメージが全く異なっていて、簡単に思える人もあれば、徹底的に「曖昧」に感じて信頼するに足りないと判断する人もいるかもしれません。
    「水泳には、クロール、バタフライ、背泳、平泳ぎ、横泳ぎ、、、と一杯あって、どれを選んで良いかわからないから嫌いです。」
    と言うだけじゃなくて、実際に足の立たない深いプールに入ってみれば、どれを選ぶかではなくて、とにかく「泳げる」という事の意味・価値がわかってきて、イメージは一変すると思います。
    泳ぐ事を極めるとなれば、北島選手みたいに才能や努力や運まで必要となってくるでしょうが、とりあえず使い物になる程度のトレンドラインを引けるようになるスキルというのは、「とりあえず溺れずに何分でも水に浮いていられる能力」程度に、私には簡単に思えます。
    いくら書いても「抽象的」になってしまいますね?
    「趣味悠々、簡単トレンドラインを引いてみよう!」講座
    でも連載しましょうか?
    しかしこれは、恐ろしく視聴率悪そうですね~?

  • トレンドラインってさ、日本の年間平均気温のグラフとかにでも引けちゃうんだよね
    見事なほどにトレンドできていて、波が確かに直近安値(最低気温)で返ってんのよ
    もちろん気温にそんな意志があるわけないしトレンドなんかできるわけないんだけどさ

    この時点でもう、トレンドラインがどうこうとかちゃんちゃらおかしいわけで
    まあそういう幻想を信じ込むのは勝手だけれど
    せめて億ってから言って欲しいよね

    • >もちろん気温にそんな意志があるわけないしトレンドなんかできるわけないんだけどさ

      私はそれ、立派なトレンドだと思いますよ。

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