後講釈、できてますか?(3)

このチャートのような鉄板の支持線(理由はトリプルボトムだから)を見つけたら、昨日の記事のように反発局面での仕掛けタイミングを狙うと同時に、支持線がブレイクされる場合も想定しておく必要があります。

支持線というのは、そこで株価が跳ね返る可能性が高い価格です。
その理解は間違っていません。
でも、どんなに強い支持線であれ、絶対に割れない保証など無いのです。
強い支持線の手前だからって、資金の全力投球買いなんてバカはしてはいけません。
支持線の手前で、反発に賭けて買う行為は期待値>1ですが、決して勝率=100%な訳ではありません。
またその一方で「支持線が割れるだろう」という方向に賭けるのも馬鹿げたトレードです。(結構いるんですよね、こういう人。嫌いじゃないですけど・・・)
テクニカル分析の逆をいく「思いつきトレード」です。
たまに勝つ事もあり周囲に自慢できますが、早晩消えて行く運命にあります。
でも、

三菱UFJ1

もし上記の赤い矢印の位置にでも寄りつこうものなら、今度は「売りあるのみ」です。(信用取引じゃない人や空売り禁止銘柄なら「パス」しかありませんが・・・)
「支持線が割れるだろう」ではなく、既に割れているのですから。
こんなとこで買う人も結構いるんですよね。嫌いじゃないですけど・・・
確かに安い事は安いです。過去数ヵ月間で最も安く買えるチャンスです。
でもそれはポジションを持っていない通りすがりの人の感覚にすぎません。
過去数ヵ月間の間に買いポジションをしこたま作った人の身にもなってみて下さいよ。
もしそれがあなただったら、損切りしたくなりませんか?
デイトレーダーには、そういう参加者の心の動きをイメージできる想像力というかデリカシーは結構大事だと思います。(テクニカル分析の基本中の基本として、下値支持線が割れれば、そこからは上値抵抗線となる事(逆もまた真)を覚えておいて下さい。但しその強弱は保存され、弱い支持線は弱い抵抗線に、強い支持線は、強い抵抗線に変貌します。)

この違い(=予測に従って動く事と、結果に従って動く事との違い)をよく噛みしめ、しっかりと理解して下さい。
強いデイトレーダーは、未来の出来事を予測して動いているのではなく、目の前で起こった出来事に対して迅速で正確な対応を行っているだけのです。
デイトレと予測を不可分なものと思いこんでるから難しく感じられるのです。
誰にも予知能力など無いのですから、難しく感じるのは当然です。
目の前に既に起こった事に対して、しかるべく反応すれば良いだけなのがデイトレというお仕事なのです。
赤信号が青に変わったから渡り始めてるだけの話です。

嘘だと思ったら、今後の記事にも注目です!

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7 件のコメント

  • こんばんわ。
    「後講釈・・・」を拝見させて頂きました。
    そこで質問があるのですが、昨日のMさんとの質疑応答の中でも採り上げられていた損切りの設定なのですが、463円のエントリータイミングでの、459円の損切りは納得できるのですが、もし466円で寄付き一旦461円まで下げその後466円まで戻って来た場合も466円でエントリーし、損切りも459円なのでしょうか?
    挨拶もなしにいきなりの質問ですみませんm(_ _)m
    いつもいつも判断がまちまちでどうしたものかと困っています。
    宜しくお願いします。

  • ブログの更新御苦労様です。
    私はまだペーパートレードの身分ですが、11月30日は某証券会社の「月に何回トレードしていればツール無料」的な理由でトレードする必要があったため、買ったのが8306でした。
    少しはここで勉強させていただいている成果が出てきたのかもしれません。
    ただ、こんなわかりやすいパターンを発見できることは多くはなく、ペーパーでもトントンがいいところです。
    ところで、トリプルボトムの後で、435円辺りに寄りついているのは、売りパターンを例示するためのたかやんさんの創作ですよね?

  • >もし466円で寄付き一旦461円まで下げその後
    >466円まで戻って来た場合も466円でエントリー
    >し、損切りも459円なのでしょうか?
    それも一つのトレードだと思います。
    ただ463円寄りつきに比べ、更にギャップも大きく損切り幅も深くなるので、エントリー時の判断には更に慎重さが要求されます。
    ちなみに、トレンドラインブレイクを満たせば良いので、456円あたりに寄りついてくれるのがトレーダー側としてはベストであり、それより上に寄りつくほど勢いは感じられる一方で、高値掴みリスクが高くなる事は意識できている必要があります。
    で、仮に466円に寄りついた場合、前日終値から20円以上もギャップアップしているので、どのように461円まで下げ、またどのように466円まで回復するかの過程をよく観察する必要があります。(463円に寄りついた場合も同様ですが。)
    ストーンと461円まで急落し、それと同じくらいの短時間で466円まで急速に戻ったのであれば、私なら喜んでエントリーします。損切り位置は459円でOKです。
    その一方で、461円までジリ貧で時間をかけて下落し、466円に戻すまでには下落にかかった時間の2倍以上かかったのであれば、大きなギャップアップによる息切れ感が強く、エントリーを見送りたくなります。その日の先物の様子も考慮しながら、もし9時代でエントリーできなければ、潔く見送りが正解だと思います。
    とは言え、時間がかかっても467円に到達した(当日高値更新)のを確認できれば、損切り位置を464円くらいに設定して勝負してみる価値は十分あります。
    このトレードは、記事で紹介した「寄付きギャプアップ・ダウントレンドブレイク・トレード」とはかなり性格が異なり、通常のザラバデイトレの範疇に入りますので、同じ銘柄、同じ日付であっても、寄付き位置や値動き次第で別種のトレードとなり、そのどれにも当てはまるオールマイティな「解」があるように誤解すると迷路に入りますので気をつけて下さい。
    「柔軟に考えて」なんて書くと何が何だか分からなくなる読者も少なくないと思うので、言い切った言い方で記事を書いていますが、前提事項が動けば戦略も柔軟に対応せざるを得なくなっていきます。
    これを「矛盾」とバカにすると、上達できなくなると思います。
    >こんなわかりやすいパターンを発見できることは多くは
    >なく、ペーパーでもトントンがいいところです。
    チャンス・パターンは日々発生していますが、その場面に居合わせるのは誰にも難しいものです。
    だからこそ、チャンスに出会った時には空振りしたりして機会損失とならないよう、素早く確実に動けるよう日頃からトレーニングしておく必要があります。
    また、漫然と監視銘柄を見ているだけではなく、直近(1~3日前)で出来高急増とか動きの激しくなってきた銘柄を10~20加えて監視する事で、トレードチャンスに出会う確率はぐっと高くできます。
    「上昇・下落ランキング」等は、当日に上位のものをトレードしても「遅かりし」の場合が殆どですが、「動きの激しくなった銘柄リスト」と認識して翌日以降のトレードに生かすつもりで見れば、とても有効に使う事ができます。
    勿論、監視銘柄の絶対数を増やしたり、チャートシステムのアラーム機能を活用するなど、出来る事全てに努力すれば、トレードチャンスは十分すぎる数にもっていけます。
    こういう努力をさぼって、どうでもいいような場当たりトレードばかり繰り返すから、「デイトレなんて駄目」なんて感じるのだと思います。
    しかし、チャートに目が慣れていない時に無理に沢山見ようとしても、脳がオーバーフローするでしょうから、自分の実力向上に合わせて、焦らずにステップアップしていって下さい。
    >トリプルボトムの後で、435円辺りに寄りついている
    >のは、売りパターンを例示するためのたかやんさんの
    >創作ですよね?
    はい。
    記事の為に作成したのであって、実際に自分の為にこんな創作を日々繰り返している訳ではないので、念の為。
    こういう創作を前日の予習時に頭の中でできるだけ沢山やる事が「後講釈の自動化」の近道だといます。

  • 解説ありがとうございました。
    エントリーしたいんだけど損切りポイントが微妙に見え隠れしていて、悶々とした中で判断をする時があるので(以前よりは少なくはなったのですが・・・汗)何かスッキリ!とした解が欲しくコメントしました。
    しかしこればっかりは経験みたいですね・・・
    この悶々とした中から変化に対する対応を学ばなければなさそうですね・・・
    ありがとうございましたV(^ε^)V
    これからも「たかやんさん」のブログで沢山勉強させてもらいます。

  • >しかしこればっかりは経験みたいですね・・・
    確かに実戦経験も大切ですが、例えば「損切り位置は前日高値割れで良いのでは?」とか「常にエントリー位置から価格の2%下だと、どうなるのだろう?」なんて、いろいろ仮説を立てては過去チャートで検証する事で、実戦経験に準じた知識を短時間で重ねて行く事ができます。
    勿論実戦(実弾)トレードにおいても、何らかの仮説を検証する姿勢で週間単位、月単位で取り組む事ができれば、単に欲望に踊らされて漫然とトレードを繰り返すより遥かにスムーズに上達する事ができるでしょう。
    デイトレでもネットビジネスでも、自分一人で組織の庇護無しに稼いでいこうというのであれば、常に「仮説と検証」の繰り返しで辛抱強くスキルアップしていく姿勢が大切です。
    「仮説と検証」というとピンとこないかも知れませんが、言いかえれば「多数の失敗の中から探している答えを探す」という事とほぼ同じ意味です。
    殆どの仮説には有意義な結果はついてこないでしょう。
    しかし、多数の失敗を繰り返す中から、初めて出会える「答え」「進歩」があります。
    失敗の繰り返しは、単なるゼロの積み重ねとは本質的に違うのです。
    似て非なるものです。
    本に書いてある事とか、誰かから教わるのも大切ですが、他力だけで他人より成功しようというのは、強欲というものです。
    「成功」というキーワードは「仮説と検証」の努力の中からしか生まれてこないという事を忘れないで頑張って下さい。

  • >デイトレでもネットビジネスでも、自分一人で組織の庇護無しに稼いでいこうというのであれば、常に「仮説と検証」の繰り返しで辛抱強くスキルアップしていく姿勢が大切です。
    >「成功」というキーワードは「仮説と検証」の努力の中からしか生まれてこないという事を忘れないで頑張って下さい。
    ありがとうございました。
    上記の事を肝に銘じ日々精進します。
    本当にありがとうございました。
    これからもお邪魔すると思いますが宜しくお願いします。
    簡素な文章ですみません(汗)

  • どういたしまして。
    「失敗は成功の素」とは使い古されたような言葉ですが「真理」です。
    失敗すると簡単にへこたれる人が多いから、成功者の割合は常に少なくなります。
    しかし、失敗の積み重ねの先に成功が待っているというこの世の仕組みを理解できている人は強いです。
    「あの人は成功者だ!」
    と言われるような人は、意識するしないに関わらず、この仕組みを実践できた人です。
    >簡素な文章ですみません(汗)
    そんなことは少しもありません。
    頑張って下さいね。

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