後講釈、できてますか?(6)

昨日の記事のせいで信越化学(4063)に注目していた方もおられるでしょうから、ちょっと補足しておきます。

寄りつき(赤い矢印の位置)は一応ペナントブレイクと言えなくもない位置ではあるのですが、思い切りの良さが全く感じられません。
日経平均のギャップアップに連動しただけで、「ペナントブレイクして、これから上げますよ~!」というメッセージはまるで感じられないのです。
しかも、昨日書いた「重要なMA」である13週移動平均線(日足チャートなので、13X5=65日移動平均線で代用。厳密には別物。)にもフタをされています。
私なら「今日はパス!」が正解という事になります。

でも念の為後場も見ていたら、当日高値の5080円を超えてきました。
再三書いている通り、トレンドブレイクは寄りつきの位置が「命!」であり、ザラバでのブレイクはダマシに終わるリスクが高くて、あまりお勧めできるトレードではありません。
しかし昨日の記事を根拠に買った人がいるかもしれないのに、私だけ安全地帯から出ないというのにも気が引けて、少しだけ買ってみる事にしました。
でも買った後も、やっぱりウジウジ揉み合っているので、後場安値の10円下に逆指値して遅いランチがてら外出してしまいました。
逆指値

チャートとニラメッコを続けても、どうなるものでもありませんからね?
で、引けてみるとやっぱりというか・・・
信越化学

しっかり13週移動平均線に頭を押さえられて終わりました。
利確できるか、損切りに終わるかは、ほぼ今夜の米株と為替の行方次第となりました。(明日はお休みでしたね?すっかり忘れてました。)

6:4くらいで損切りになりそうです。
ブレイク買いの失敗で粘るつもりはありませんが、もしギャップアップすれば放置すると思います。
この記事のトレードは、あくまでもペナント形成中のサンプル銘柄として紹介した流れで、「紹介のしっぱなし」にならないように多少のリスクを取ってみただけであり「お手本」のような意味合いは毛頭ありませんので、くれぐれも誤解されませんように。

13週移動平均線も飛び出した事ですし、次回は各種MAとどうつきあうかについてでも書いてみましょうか?

チャートの左側に赤い丸が3個。
大した意味は無いのですが、ついでに13週移動平均が機能したポイントを示してみたのです。
このMAは、スイングでもデイトレでもかなり使えます。
ぜひあなたのチャートにも採用して、様々な銘柄でチェックしてみて下さい。

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7 件のコメント

  •    ∩___∩
       | ノ      ヽ
      /  ●   ● | クマクマ
      |    ( _●_)  ミ
     彡、   |∪|  、`\ 記事に責任を持つのは当然クマが 
    / __  ヽノ /´>  )  自分のルールを破る必要は
    (___)f^f^f^f^f^f^f^f^f^┐ない気がするクマ
     |    |~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ │儲かったら口にチャックで 
     |    |投資は計画的に| 損したら文句いうヤカラには
     |  / |           | 株記事読む資格なしクマ
     | /  |           |  
     ∪   |___________|
            \_)

  • お久しぶりです。
    クマさんはジェットコースターがお好きなようなので、しばらく音沙汰がないと心配しちゃいますよ。
    安心しました。
    >自分のルールを破る必要はない気がするクマ
    おっしゃる通りです。
    でも、所謂(いわゆる)「アンテナ買い」というヤツですので、ルールを破ってまで買ったとは思っていません。
    「注目」したいと思った銘柄は、少しでも保有する事で、確実に注目できる(無視が不可能!)ので、時々やっている事です。
    それに13週MAに抑え込まれたのだから損切りになる可能性の方が高いのは事実ですが、予想される利幅と損幅を比較すれば、利幅の方が大きいと見ました。
    これ単発では損するかも知れませんが、10回似たような事を繰り返せばトータルではプラスになっている、私がいつも書いてる事をやっているだけです。
    デイトレでは殆どマイツールに頼り切っているので、時々こういう昔ながらの売買をする事で「株トレ」への感覚が戻るような気もしています。
    元々「4063買ったら損したじゃないか!」なんて言ってくる人がいると思っている訳ではありません。
    いらぬ心配をさせてしまったようで、ごめんなさい&ありがとうございます。

  • こんばんは。いつも楽しみに拝見しています。
    今回投稿させてもらったのは、ブログの中にも書かれているマイツールを製作したいと思い、何かお勧めの参考書等々を教えて頂けないかと投稿しました。
    エクセル&VBはど素人なので(トレードも素人・・・泣)どんな本を買えばいいか迷っています。
    何かあれば宜しくお願いします。

  • 私の場合、VBを使いだしたのはオフィスのオマケとしてではなく、パソコン上のソフト開発用言語としてだったので、やはりVBのパッケージに同梱されていた公式マニュアル(名称=プログラミングガイド、900ページ超、厚さ3~4cm)が群を抜いて重宝しました。
    知りたい事があって調べると、常に何かしらヒントが得られたのは「流石!」だと思います。
    関連の参考書も沢山買ってみたのですが、この公式マニュアルは、何年も私にとって「最高峰」の地位にい続けました。
    (私がPCでプログラムし始めた当初は、関連参考書はどんな大きな本屋でも「2冊」という時代。しかもその1冊は「for DOS」。それに比べれば、今はなんと選択の余地が広がっている事でしょう。広がれば良いというものでもないでしょうけれど、、、)
    でも現在、マイツールの開発の為にお勧めしているのは独立したVBではなくて「エクセル+オマケのVB(=VBA)」です。
    細かな部品から自作せねばならない独立VBに対し、「エクセル+オマケのVB」は実に効率よく「こんな事ができたらいいな?」が実現できます。
    「効率が良い」という事を遥かに通り越して「エクセル+オマケのVB(=VBA)」はマイツール作成用プラットフォームとして「他に選択の余地が無い」と言っても良いと思います。
    でも「オマケ」なので、VBAのまともな公式マニュアルは見た事がありません。
    こんなマニュアル、エクセルユーザーの1%も使うかどうかわからないので、マイクロソフトに力が入らなくても無理ありません。
    VBAの関連参考書も数冊買いましたが、お勧めできる決定版はありません。
    常に「新刊」が出続けていて、全てを把握する事など不可能だからです。
    なるべく大きな本屋さんに言って、2時間くらいかけて「これがベスト!」と思える参考書を選ぶ事をお勧めします。
    最初から自分のレベルとかけ離れたものを選ぶのではなく、「これなら、できそうだ!」「やってみよう!」という印象の強いものを選んで下さい。
    「参考書は1冊しか買ってはいけない」という法律は無いので、自分のレベルに合わせて参考書のレベルも段階的に上げて行く事をお勧めします。

  • ありがとうございました。
    了解です。
    VBAを勉強します。
    因みにVBAすらも知りませんでした・・・汗
    この先が思いやられますが、がんばります。
    また何かあれば投稿します。

  • ドイツ語や韓国語等の外国語が、1日や2日勉強してみたところでどうにもならない事は誰でも知っています。
    ところがVBAは、せいぜい数時間も頑張ったところで投げ出してしまう人の方が圧倒的に多いのではないかと推測されます。
    VBもまた「言語」なのですから、習得には週単位・月単位の時間が必要になる覚悟が必要です。
    容易な事ではないでしょう。(外国語よりは格段に簡単ですが。)
    でも、ほんの少しVBAを使えるようになるだけでも、単純にエクセルだけを使っているのとは比較にもならないメリットを享受できるようになるのです。
    人間の数百万倍以上の高速演算能力を持ち、計算間違いする事も無く、 しかも不眠不休でも文句一つ言わず賃金も求めないスーパーアシスタントを獲得する事ができるのです。
    これをほんの50年前に実現する事は、当時の日本の国家予算をもってしても無理だったはずです。
    これをほんの100年前に実現する事は、世界の富を集中しても到底無理だったはずです。
    そう考えれば費用(労力)対効果は抜群です。
    (こんなこと考えてる人は、めったにいないでしょうが、、。)
    ぜひ、頑張ってみて下さい。

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