トレード関連用語で「後講釈」というのがあります。
ネットで検索すると、
「結果がわかってから、もっともらしく説明を加える事」
とあります。
これじゃあ、どうしてもネガティブなイメージが付きまといますよね?
その為、過去チャートの解説記事等を書くとどうしても、
「後講釈なら誰でもできるよ」
と言われるような気がして、無意識的にそうした記事を書く事には抵抗がありました。
でも最近気がついたのですが、デイトレーダー目指して頑張っているのに、どういうチャートパターンに優位性があるのか確信が持てず、従って「後講釈」すらできない人が少なくないのです。
そういえば、私のチャート記事に対して「後講釈しやがって!」なんてコメントやメールをもらった事は一度もありませんでした。
なので、今後はもっと積極的に後講釈していこうと思います。
あなたも、もし「後講釈」にネガティブなイメージがあるなら、そんなものは綺麗に洗い流して、どんどん「後講釈」してみて下さい。
それがテクニカル分析の最強の勉強法なのであり、それなしに上達もありません。
後講釈もできないのに、リアルタイム・チャートから利益となる機会を見抜く事などできるはずもないと自覚して下さい。
更に、デイトレーダーを目指すなら「後講釈」に該当する判断が
半自動的なレベル
に到達している必要があります。
といっても、何も難しく考える必要は無いのです。
重要なパターンなんて、大事なものは片手であまるくらいシンプルなものです。
ただし、見た瞬間に、考えるまでもなく分析が終わっているほどの「慣れ」は必要です。
「慣れ」というくらいですから、数をこなしさえすれば、誰でもできるようになります。
でも、そのスキルさえ身についていない為に、やたらザラ場でテンパッているデイトレーダーが少なくないのです。
ファンダメンタルズ分析をはじめとするややこしい事も、できるに越した事はありませんが、デイトレで後講釈の半自動化に優先するものなど、ありません。
早速今日から始めようと思ったのですが、都合により明日からとさせて頂きます。
とりあえず銘柄は三菱UFJ(8306)から始めてみたいと思います。
さて私がどんな後講釈をするか、できたら過去チャートで予習しておいて下さいね!(銘柄のリクエストがあれば、極力ご要望に沿いたいと思ってますので、ご遠慮なく。)
(補足)
「自分のテクニカル分析が合っているのか間違っているのか、自信が持てない。」
という不安感は、最初は誰にでも有ると思います。
でも、それは単に「慣れ」が足りないだけです。
つまり「数」が足りてないだけの話。
数をこなせば、自分のテクニカル分析の妥当性についても、自然にわかってきます。
何事も、練習もしないうちから「できないよ~」って投げ出してたら、何も身につける事はできません。
練習さえ重ねれば、誰でもできるようになります。
汝、夢疑う事なかれ~♪。
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