テクニカル分析、重要度ランキング(2)

支持線、抵抗線がランキングNo.1であれば、それらが破れた時、つまりブレイクアウト(水平ライン)がランキングNo.2といのが妥当なところではないでしょうか?

下値支持線があれば「それ以下には下がらないだろう」、上値抵抗線があれば「それ以上には上がらないだろう」という前提でデイトレするのが基本となります。
下値支持線が「堅い」と判断できれは、そこで仕込めば低コストでの購入が可能になるし「上値抵抗線まであと少し」となれば、買いポジションがあるなら、とりあえずクローズです。
基本中の基本ですね。

しかし、マーケットはいつも基本通りに動く訳ではありません。
常に「予想外」です。

あなたが上値抵抗線を見つけたら、他の人も見つけています。
そして基本の通りの想定をしているでしょう。
だから上値抵抗線は上値抵抗線として、機能するのです。

しかし、これが破れたら何が起こるでしょうか?

「あ!」

っと驚きます。

ペーパーでテクニカル分析をしているだけの人なら「あ!」ですが、支持線を信じて買いポジションが下がっても我慢してた人が、その指示線がギャップダウンで割れていようものなら、もっと激しく驚く事になります。
まともなトレーダーなら損切りを決意するはずです。

トレードにおける「優位性のあるポイント」というのは、マーケットで頻繁に発生している「パニック」を敏感に察知し、そのパニックの方向に仕掛ける事です。

多くの初心者トレーダーには、この「パニックの方向に仕掛ける」というのが難しいのです。

スーパーで、それまでずっと980円以下で売られていたものが、ある朝突然に1050円になっていたら、普通は買いませんよね?
とりあえず様子見だし、それで損する事もありません。

しかし、一般消費生活上の習性は、マーケットでは何の役にも立たないばかりでなく、利益と反対の行動に繋がっています。
これについては、既にこのブログで何度も書いている事です。

ポジションを持っていた人が、やむにやまれず、切羽詰った心境で手仕舞いせざるを得ないような状況で、その方向に「スッ」とエントリーできるのが「狼」なのです。

ブタは「割高だ~」と言っては売り、「割安だ~」と言っては買って、常に損してます。

前日のヒゲの中で売ったり買ったりして、それがデイトレだと思い込んでいる人も少なくありません。
はっきり言って、時間の無駄です。

支持線と抵抗線を常に意識し、ブレイクアウトしたら、その方向にエントリーする。

たったこれだけでも、的確な損切りさえ身に付いていれば、トータルプラスです。
マーケットって奥は深いですが、常にシンプルなんです。

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3 件のコメント

  • お久しぶりです
    今日の木村化工まさに見本のようなラインじゃないでしょうか?
    私はまったくトレード ダメダメ3年目突入ですが・・・

  • たかやんさん、こんばんは。
    重要度ランキング1位で掲示されたチャート、昨日はぶっとい線を上にブレイクして大幅高、今日は17000円の節目を越えられずに寄り天...ランキング1位・2位を絵に描いたような展開になりましたね。
    ここまでは現在修行中、第3位は何が出てくるのか楽しみです。

  • そうだったみたいですね。
    今週後半からまた都合で、ノートレード週間突入です。
    毎日デイトレできるというのは、当たり前の事みたいに思ってましたが、実はとても恵まれた事だったんですね。
    まあ、私が見ていようと、見ていまいと、マーケットは常に「お約束」みたいに動いています。

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