デイトレで勝ちたければ、チャートが読める必要があります。
ところで、「チャートが読めるというのはどういう状態なのか?」という事について考えてみると、なかなか簡単ではない事に気がつきます。
チャートは、見る人のレベルによって、そのレベル相応の答えを返してくれます。
「安値で買い、高値で売れ」という事を直接的に信奉する人には、移動平均線の上は「高値圏で買えない=売場」、下は「安値圏で売れない=買場」だと教えてくれるでしょう。
でも、トレンドフォローを理解する人に対しては、まるで逆のことを教えてくれるでしょう。
何が正しくて、何が間違っているか?
これは、私が決めつけても仕方ありません。
あなたに学ぶ気さえあれば、数冊の本を読破する程度で、自然に頭に入ってくるでしょう。
様々な指標には、それぞれに存在するだけの理由、根拠があります。
できるだけ広く学んで下さい。
広く学ぶ中から、その底を流れる「共通した原理」みたいなものが、最初はぼんやりと、次第にはっきりと見えてくると思います。
知識を広く学びつつ、それを実際のチャートにあてはめてみて下さい。
これには、多少の時間と努力が必要です。
「何も知らない」では話になりませんが、「知っている」としても、「使える」ようになるには、ある程度の努力はどうしても必要です。
それら全ての量、質のレベルに応じて、チャートはあなたに相応のお金をもたらしてくれるようになります。
「5MAと20MAでは、どちらを重視するべきでしょうか?」
こんなの、質問以前の質問です。
5MAと20MAを毎日一杯見続けていれば、自ずと「質問以前の質問」である事が分かるでしょう。
「テクニカル分析では、何が重要でしょうか?」
これもまた、学んでいけば分かってくる事とは思いますが、私の独断でよろしければ、いくつかご紹介してみましょう。
本来であれば、10位くらいから紹介して、毎回順位を上げていく方が盛り上がるのでしょうが、これに限っては、大事な事から書いていきます。
だんだん「盛り下がって」いくと思いますので、そうなったところで適当に終わらせたいと思います。
テクニカル分析、重要度ランキング第1位
それは「支持線と抵抗線」(サポートとレジスタンス)です。
チャートを見るなら、まずこれを探します。
いくつか横線を引いてみました。
支持線もあれば、抵抗線もあります。
これらを元に、売買の作戦を考える事が始まります。
移動平均やトレンドライン、一目均衡表にボリンジャーバンド、RSIにMACD・・・
テクニカル指標には様々ありますが、それら全てに優先して、「支持線、抵抗線」が見えている事が大切です。
価格が下げ止まったところ、上げ止まったところは勿論ですが、ギャップの上端、下端も支持線、抵抗線として機能する事は、忘れず頭に入れておいて下さい。
支持線、抵抗線が見える(書ける)ようになったら、そこから優位性のある作戦を立てる事もできるようになります。
多少の時間や経験は必要でしょうが、知識量が期間を短縮してくれる、という事はあると思います。
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