千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす(1)

全ての芸事に共通して求められる事は、

「無意識なまま、自動的に体が動くところまで鍛錬する」

だと思います。

  • ああしよう
  • こうしよう
  • あれは駄目駄目
  • これは良し
  • あれは、どういう意味だったっけ?

なんていろいろと「思考」している間は、まだまだ「練習中」のレベルです。
繰り返しの練習で身につけたパターンを無意識で実行できた時、最高のプレーが出ます。
勿論それは簡単ではありませんが、少なくともあれこれ考えながら動作している間は、

「まだまだ練習が足りない」

という意識が有った方が良いと思います。五輪書

宮本武蔵は五輪書の中で、

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす

と書いています。


毎日朝夕の稽古を1000日続けてやっと鍛錬の始まりであり、30年近くも続けてやっとその道が練(ね)られてくる、というような意味です。
事実彼は30歳までに60戦以上勝負して無敗でしたが、

「それは、たまたま理にかなっていたか、相手が弱かったから」

と分析し、鍛錬を続けて50歳になった頃ようやく、

「兵法の道にかなうようになった」

と述べています。

そう考えれば私のデイトレも、その端緒についたばかり。
まだまだ「思考」との縁は切れませんが、理想を高くもって生き残りたいと思います。

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1 個のコメント

  • 宮本武蔵については坂口安吾の青春論が、面白い切り口でした。
    今では、青空文庫で読めます。
    「三」の部分です。
    異色な解説でありながら、本質に迫っています。
    ご参考まで。

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