この事の中に、私の主旨は2個含まれています。
1)「デイトレのつもりで取ったポジションが含み損になったので、持ち越す事にした。」
これは最悪です。
これを自分に許していたらデイトレのメリットは得られず、
「デイトレ失敗」
のデメリットだけが残ります。
「翌日に持ち直して、運良く助かった!」みたいな事も起こりえますが、トータルでは必ずマイナスになるのであり「むずかしい」とか言っている余地は無いと思います。
これが難しくて出来ないというのであれば、最初から自分をデイトレーダーと定義するのは止めて、
「たまにはデイトレもやるスイングトレーダー」
と自分の枠組みを改訂された方が良いと思います。
そうすれば含み益のポジションも持ち越せて利を伸ばす事ができ、含み損の損失とバランスが取れる可能性も出てきます。
含み損の時だけオーバーナイトして、含み益の時は必ずデイトレで終わらせていたら、確実に損大利小の積み重ねになってしまうでしょう。
2) デイトレにはデイトレの「感覚」みたいなものがあって、これはデイトレばっかりやる事で磨かれるもので、デイトレとスイングトレをまぜこぜにやっていると、なかなか身に付かない感覚です。
と言う事で、少なくとも「デイトレだけ」で収支がプラスになるまでは「デイトレだけ」やるのも合理的な考え方だと思います。
更にはデイトレでも「ポジションをホールドするのは10分以内」みたいなルールを決めて、特定の時間枠のスペシャリストに挑戦するのもおススメです。
これではあまり稼げないかも知れませんが、一定期間10分間トレードに徹する事ができれば、それ以外の時間枠のトレードを自分に解禁された後にも「自己規律能力」が鍛えられている事が実感できるはずです。
この体験は、トレーダーにとって大きな財産となります。
これは、ローラースケートとスケボーと一輪車と自転車をとっかえひっかえ毎日変えて練習するのと、一輪車なら一輪車だけと決めて練習するのと、どちらが練習効果が高いか?という事に似ています。
たかやん
よくわかりました。疑問が解けました。
こんごともよろしくおねがいいたします。
ブログも大変参考になります。
「デイトレーダーはデイトレだけしろ」
とおっしゃいますが、デイトレ専門にふみきることがむつかしいのでが?