2007年末から本格的な下げ相場に突入すると思われたので、ずっとショートサイドの記事を書いてきましたが、ここに来てやっと上昇相場に転換する可能性が高くなってきたように感じられます。
・原油高バブルに回っていた投機マネーが、日本株に還流してくる可能性があります。
・原油安は勿論グッドニュースです。まだ100ドルの下値支持線を割るには至っていませんが下落には勢いがあり、灯油が既に大台を割っているのも更なる下げを予感させます。(いずれにせよ、来週のFOMCはFXファンならずとも注目です。)
・円安が「ちょっと一休み」していますが、まだそのトレンドが崩れた訳ではありません。
・リーマンブラザースの5ドル割れは一見最悪ですが、サブプライム問題の巨大さに比べると、もしこの程度のバッドニュースで終息に向かうきっかけになるならお安いご用です。
「あのリーマンが・・・!?」
というのが正直な感想ですが、過去のLTCMやワールドコムの栄枯盛衰を思い起こせば、どんなに「ありえない」ように思える事でも「現実」の前では常に「必然」です。
金正日の重病説は、今のところ良いニュースか悪いニュースか微妙です。
「東京を火の海に」を夢見る男が今、死の淵にあり、その手に核のボタンが握られていると想像するだけでも相当ヤバいと言えるでしょう・・・。(マスコミの反応を見る限りは「汚染米」の方が重要みたいですが・・)
そのスイッチとミサイルを繋ぐ銅線にかじりついているネズミがいるかも知れないので、日本人全員で応援の念を送りましょう。
ちょっと情けないですが・・・
日本国内は、依然として惨憺たる状況が続いています。
福田さんの退陣は、その象徴です。
国家より自分のプライドに拘る人が首相の椅子に座っちゃダメでしょう?
その後任で最有力視されてる人物が、あの失言居士とは!
かといって他に誰もいる訳でもなし、まして民主党なんて・・・
どう考えても、お先真っ暗という他ありません。
が、それでも地球は回っており、明けない夜が無い事も事実であるなら、来週あたりから少しづつ空が白み始めるとしても不思議はありません。
一旦明るくなり始めれば、全てがつられて好転していくのが、日本のおかしくも悲しい現実です。
私のファンダメンタルズ分析は素人のレベルを脱するものでは無く、かといってテクニカル分析的にはまだ何らの「買いサイン」も出ている訳では無い事をお断りしておきます。
(現在の日経平均は、ダブルボトムの底にある可能性が小さくありません。でも当然、まだ買いサインではありません。あなたがデイトレーダーなら、サインが出ていない時に、予測で動くべきではありません。客観的な予測は、より強いデイトレを可能にしますが、テクニカルサインに優先する予測はデイトレには存在しないと考えるのが無難です。)
どなたかご自分のファンダメンタルズ予想能力に自信のある方がこの記事を見ておられましたら、ぜひその一端でも、コメントでご披露頂ければ幸甚です。
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