生き残っているトレーダー達にとって損切はもはや当然の事であり、そのタイミングや損切水準について多少の個性はあるものの、そんなに大きな方法上での違いはありません。
トレード経験の少ない、まだ生な本能を有している初心者にとっては真に難しい損切ですが、損切できないトレーダーは時間の問題で確実に淘汰されてしまいますから、逆に言って、生き残っているトレーダーにとっては、既に損切は空気とか税金のようなあたりまえの存在にすぎず、そんなに前向きに興味・関心の持てる事柄ではありません。(たまには失敗して「ギャ~」なんて事もありますが・・・)
しかし利確については、それこそ千差万別、トレーダーの数だけ利確の方法があるといっても過言ではありません。 コツコツと小幅ながら着実な利益を積み上げていく方法もあれば、週足、月足などの長期チャートを根拠とするものまで、無限のバリエーションがあります。
長期の究極はバフェットでしょう。
何しろ「買ったら、売らない」そうですから。
林輝太郎さんは、空売りポジションを数ヶ月から1年以上もホールドするといいますから、これも凄いですね。 (売りのテクニック(林 輝太郎))
私にはとてもマネできそうもありませんが「考え方の枠」を拡げられるという意味では大変参考になります。
結論からいって「これが最強の利確方法だ!」なんてのはありません。
どんな方法にも一長一短があり、どれを選ぶかはトレーダー次第です。
でも利確とは、折角マーケットで生き残ってもビンボー・トレーダーで終わるかスーパー・トレーダーになれるかの分かれ目、エントリーと並んで全トレーダーの最重要研究課題だと思います。
私なりの利確は既にあるものの、その説明はちょっと後回しにして、自分の為にもここで利確について再検証し、まとめて見たいと思います。
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