どうやら民主党は、煙草増税に踏み切る様子です。
来年4月に600円、以後毎年100円づつ値上げしていく案が出ています。
世界的な健康志向・嫌煙ムードの中、
「日本のたばこの価格は、世界的に見て安すぎる!」
というのは、今のご時世なんとも異論のはさみにくい意見ではあります。
一方、自民党は、
「消費税について議論しないで、たばこ税だけ引き上げるのはバランスを欠く議論だ」
として増税反対を決めたようですが、「反対の為の反対」にしか聞こえないレベルの低さです。
値上げは必至でしょう。
「あなたは、たばこが何円になったら禁煙しますか?」
というアンケートでは、500円と1000円に顕著なピークが見られるようです。
本当に国民の健康を考え禁煙を促すのが目的であれば、とりあえず600円からというのはまあ妥当な線でしょう。
1000円超の方がもっと効果的でしょうが、それでは愛煙家があまりに可哀そうです。
もし(少なからぬ人々が邪推している通り)税収増が主目的であるとするなら、480円くらいから出発するのが最も効果的と思われます。
一方、愛煙家の側としては、益々暮らしにくい世界になっていくようで、腹立たしく感じられているに違いありません。
値上げされたからといって、おいそれと禁煙する気になれないのは、私もかつてそうであっただけに十分に理解できます。
そういう愛煙家の方の為に、今日は再度アドバイスです。
現在は、殆ど全てといって良いほどのスモーカーが、「苦痛なく禁煙できるものなら禁煙したい」と考えているはずです。
しかし「自分には煙草を我慢する事などできない」と、あきらめてしまっている。
でも、そこでちょっと考えて見てほしいのです。
関東では今「ロングバケーション」というドラマが午後に再放送されています。
1996年のドラマなので、13年程度も昔の世界です。
そこでは主役のキムタクも、ヒロインの山口智子も、脇を固める竹之内豊も、所構わず
「スーッパッパッ、スーッパッパッ」
です。
いつでも、どこでも、自由に喫煙が楽しめるだけでなく、むしろ「カッコ良い!」というお洒落な要素まで煙草にはあったのです。
もし今もそういう世界なのであれば、例え一箱1000円以上したとしても愛煙家が煙草を止める理由にはならないかもしれません。
でも現代は1996年頃とは別世界になっちゃっているのです。
愛煙家は、常に喫煙場所を探す事が頭から離れません。
高級レストランで食事していても、どこかに食後の一服ができる場所を確保しない限り、食事を心から楽しむ事ができません。
折角大金を払ってファーストクラスで旅行しても、キャビアとワインでもてなされても、頭の中は煙草の二文字で一杯です。
電車でもバスでもタクシーでも、常に「次の一服場所の確保」が頭から離れません。
あなたは「自分には禁煙などできない」と思いこんでいるかも知れませんが、今の世界でスモーカーであり続けるという事は「常に禁煙を強いられる生活を自分に課し続ける事」なのです。
あなたは喫煙を選択する事で、不断の「禁煙の苦しみ」を自分に課し続けている事を自覚して下さい。
今の時代、
禁煙で苦しまなくて済むのは、喫煙習慣の無い人だけ
なのです。
私はこの本を手にした時、全く禁煙するつもりはありませんでした。
「読むだけで、絶対禁煙できる!」
とのキャッチコピーは、一目で「100%、嘘!」と断定していました。
でも、どういう「嘘」なのかに興味がありました。
「さてさて、どういうペテンが展開されているのやら?」
という好奇心だけで購入し、まさに煙草を片手に読み進んで行ったのです。
しかし、本も中ほどにさしかかった所で、既に私は自分が禁煙する事を確信していました。
そして読了と同時に禁煙。
今日に至ります。
確かに最初のうちは多少は吸いたい気もしましたが、この本を読み返す事で楽々乗り越える事ができました。
(私は鉄板の愛煙家であり、禁煙失敗の熟練者であったのですから、この本の内容は想定外の効果がありました。)
まさに「ミラクル!」です。
実際、世界中の人がこの「ミラクル」によって禁煙に成功しています。
勿論、100%誰でも絶対禁煙できる保証はありませんが、この本の入手コストを考えると、薦めないではいられません。
この本を読めば、禁煙はあなたの想像を絶して簡単なものになる可能性があります。
「絶対に禁煙などするものか!(だって、無理なんだもん (ρ_;))」
と心に誓っているような人にこそ、試しに読んでみてほしい一冊です。
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