「空前の買い場、来(きた)る」なのか?(後編)

記録的暴騰から、1日開けて今度は記録的暴落。

デイトレーダーならずとも、大忙しですね。

確かに「珍しい相場」と言えば、こんな相場はめったに無いので、それをもって「難しい相場」と言えば、そうかも知れず、普段より質問メールが多めで大変です。
しかし普段の相場でも天と底はわからない訳だし、人々が「ぎえ~」とか「そっれ~」なんて声出してる時のチャートパターンは基本的には同じだしで、難易度にさほどの違いがあるとも思えないのは私だけでしょうか?

ギャップが特大なのはちょっと嫌ですが、今日くらい大きいと逆にフェードし安い銘柄も一杯ありましたよね?
むしろ市場参加者の感情がむき出しな分、分かりやすくさえあります。
ド短期の話ですけど、、。

しかし、今が難しく感じる人は、その人のレベルに応じて本能的にそう感じているのですから、無理にカラ元気でデイトレしない事をお勧めします。

それから「負けを取り返す」という意識が働いている時にデイトレすると、9割方ロクな事ないですよ。
勝っても負けても、その次のトレードは常に新鮮・マッサラであるべきです。

「勝ったから、今度は、、」とか、「負けたから、今度こそ、、」みたいに
直前の結果をひきずってエントリーすると、どうしても「本能優先」のデイトレになりがちです。
すると、そのトレーダーの能力を10とすれば、5も出せなくなってしまうのです。
特に「負けたから、今度こそ・・」の方が悪いです。経験的に。
そんなトレードで少し勝てたとしても「たまたま」で何も経験値的なプラスにはならないし、大抵は傷を大きくするのがオチです。
だって、実力が出せないですから。

こんなイメージのデイトレーダーも結構いそうだけど、これでは畳の上で死ねそうもない。
この相場が難しく感じるなら、見るだけにして下さい。
こういう時こそ、勉強に徹してみるのです。
自信がない時にデイトレしても、まず勝てません。
難しいと感じたら、

「ちょっと、場を見させて頂きやす」

というのが正解です。

【 この記事の前編から読む 】

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(補足)本能と理性の関係については、こちらのレポートで詳しく解説しています。

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3 件のコメント

  • いつも読ましていただいてます。
    すでに答えは、ここに書かれているかも知れませんが、教えて下さい。
    私は、自分なりにトレードルールを確立しました。
    毎日ほぼその通りに相場は動いているように思いますが、そのルール通りに売買できません。
    ザラ場の雰囲気に翻弄されているからだと思います。
    どうすればルール通りに売買できるでしょうか?

  • すでに答えは、かずさんの頭の中に書かれているかも知れませんが、、
    まず枚数が多すぎる事が考えられます。
    そのトレードで発生するかもしれない損失額が受け入れ難いものである限り、ルールも守り難くなります。
    エントリーする時点で、負けの可能性を100%受け入れられる枚数に減らして下さい。
    枚数が既に最少である場合は、マーケットに参加するという事が「リスクを取らねば利益も得られない」という事が理解できていないか、又は、自分の作ったルールの優位性を信頼しきれていない、という事だと思います。
    注文ボタンを押す
    というのは、本当はとても怖い行為です。
    虎の子の資金を、一旦は手放す行為です。
    肥って帰ってきてくれるかもしれませんが、逆に痩せ細って帰ってくるかもしれないし、そのまま帰って来ない可能性だってゼロではありません。
    この怖さを感じずにポンポン注文ボタンを押しているのは、ブタです。
    欲望で、本来の怖さを感じられなくなってしまっているのです。
    だからエントリーで恐怖を感じるのは、とても正常な感覚であり、決して悪い事ではありません。
    「株(FX)なんて、損するだけだ!」
    と決めつけてトレードに近寄りもしない人の方が多いです。
    それはそれで、まともな感覚であり、そういう人々で実体経済が維持されているのですから、否定するつもりはありません。
    しかし、そのマイナスの可能性とプラスの可能性を秤(はかり)にかけて、期待値が1を超えている場合に限り、果敢にエントリーできるのが「狼トレーダー」です。
    「狼トレーダー」になる為には、優位性のあるルールを手に入れるだけではなくて、そのルールを心から信頼していると同時に、徹底して守りぬく精神力が必要です。
    ルールを心から信頼する為には、そのルールが信頼に値する事を繰り返し目の当たりにするしかありません。
    恐怖でボタンが押せなければ、いつまで経ってもルールの信頼性を実感できないでしょう。
    また、ルール違反トレードを繰り返しても、何も得る事はできません。
    悪い癖をつけてしまうだけです。
    これでは、いつまで経っても「練習不足」です。
    安定して勝てるようになるまでは、そのトレーダーは「練習中」なのであり、その練習期間中にもかかわらず「儲けよう」とするから、殆どのトレーダーが退場していく、という一つの真理があります。
    訓練期間中にもかかわらず、大きな報酬を期待する訓練性が、その期待通りに報われる職業なんて有るのでしょうか?
    正常な大人であれば、「無い」と思うでしょう。
    ところが、トレードに限っては、この「無い事」に挑戦する人が後を絶たないのです。
    稼ぎたければ、訓練期間中はルールを守る事に集中し、利益を求めない事。
    つまり、可能な限り枚数を減らすか、ペーパートレードを実弾と同じ真剣さで取り組む必要があります。
    その結果、ルールに対する信頼が高まれば、実弾でルールを守る事も可能になっていくでしょう。
    ペーパーができる人は、それだけで「狼」の素質十分です。

  • ご返答どうもありがとうございます。
    初めて投稿する私に対し、予想以上のお答えの内容に感激しています。
    何度も読み返しました。
    私の場合、おっしゃるようにマイルールを完全に信用しきれていないと思います。
    私は反応が遅く、エントリー、利食い、損切りがすべて遅れてしまいます。
    これはマイルールを信用していない証拠だと思います。
    ただ、実戦ではペーパートレードの時と「何か違う」と感じることが多いです。
    後で分析すると「あ、やっぱりマイルール通りだった。」ということがほとんどですが・・・。
    明日からは、がんばってたかやんさんのアドバイス通りできるように本気力を研きたいと思います。
    又よろしくお願いします。
    ありがとうございました。

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