デイトレの基本的テクニカル分析(2)

やっぱり誤解を避ける為には「サンプルチャート」が必要みたいなので、
貼りつけてみます。
赤い線が5MAで、青い線が21MAです(MA=Moving Average=移動平均線)
勿論20MAでもOKなのですが、21MAにもそれなりの需要があります。
お好きな方でどうぞ。


「20MA < 5MA < 現値」の状態にあるものが買いの候補となる状況であり「B」の範囲にある日を言います。

一方、「現値 < 5MA < 20MA」の状態にあるものが売りの候補となる状況であり「S」の範囲にある日を言います。

上記のいずれでもない、トレンド的に「乱れた」状態は「保留」の対象であり「P」で示した範囲を言います。(デイトレの便宜上、寄りつきの位置で判断しています。どっちつかずのものは便宜上「エイヤッ!」で決めていますのでご了承下さい。)

ここで誤解して頂きたくないのは、「B」だからって買いサインでも無ければ、「S」だからって売りサインでも無いという事です。
これらは、単なる「フィルター」にすぎません。

今後ご紹介するエントリーサインが出た場合に、そのサインと「B」又は「S」とが同じ方向であった場合だけエントリーし、逆向きであるか、又は「P(=保留)」の場合には、せっかくのエントリーサインですが、そのデイトレそのものを見送る事を推奨します。(少なくとも週、月単位での「トータルプラス」が達成できるまでの間くらいは。)
これを心がける事により、「トレンドを友とする」トレードが半自動的に出来る事になり、あなたのデイトレの優位性が「底上げ」される事が期待されます。

なぜこれがデイトレの優位性の「底上げ」になりうるのか、説明の必要も無いかと思われるのですが「必要だ!」と言う方がいらっしゃればご説明しますので、コメントして下さい。(勿論、その他どんなご質問でも歓迎します。あなたの「?」は、他にも多くの読者が感じている「?」なのです。でも私には、質問して頂くまで気のつかない、気のつけない「?」なのです。だから、ぜひ教えて下さい。)

この調子では、なんだか長~~いシリーズになりそうですが、基礎はホントに大切ですから、じっくりお付き合い下さい。

「デイトレの基本的テクニカル分析(3)」を読む

デイトレ生存率向上ブログは、あなたの応援クリックによって支えられています。
どうぞ、よろしくお願い致します。

他では絶対に読めない、全トレーダー必読のPDF(2万ダウンロード達成!)

<< デイトレ攻略の新戦略レポート(無料)>>


トレードが難しいのは、トレーダーの油断や強欲や優柔不断な性格等が原因と考えられがちですが、本当の原因はもっと心の奥深い所に隠されています。
(※月並みなプロスペクト理論等ではありません。)

このレポートでは、その原因となる心の驚異的な仕組みを解り易く解説すると共に、トレードを難しくしている原因を、どのようにすれば取り除く事ができるかまで、具体的に提案しています。

このレポートを一読すれば、その他大勢のトレーダーが延々と堂々巡りを続けている暗黒のトンネルが「パッ!」と急に明るくなり、出口がはっきり見えるようになります。(PDF、全68ページ)


6 件のコメント

  • 「何これ解りやすい!」
    と、初めて訪れた人はもちろん、既に読者の自分なども思わず言ってしまう様な記事ですねぇ。
    このブログの順張りの優位性が解説されている多くの記事を、安易に逆張りをしていた初心者時代に読んでいたらあんなに損する事もなかったかもしれない。
    ふと「下がった!買いだ!!」などとやっていた頃を思い出しました。

  • 今日も3回とれました。
    今日は1軍の2番バッター、三井松島の押し目を狙いました。
    負けても良いからマイルール通り。
    たかやんさんのアドバイスをもらってからまだ負けた日はありません。
    でも基礎がわかっていないので、すぐ負けることはわかっているのでこれから勉強します。よろしくお願いします。

  • たかやんさま
    こんばんは。
    記事中の三菱UFJの期間集計をしてみました。
    たかやんさんの推奨する「ブレイクアウトを取る」事からはちょっと外れるかもしれないのですが、デイトレーダーに限らず、この考え方は大切と感じていますので、コメントさせていただきます。
    ルールは簡単です。
    記事中の「B」の期間をLONG、「S」の期間をSHORTでロスカットありの場合と寄値-2ティックでLCとした場合です。
    決済は大引け
    期間は2010年10月28日~2011年1月13日です。
    総日数   50
    トレード数 33
    収支
    ロスカット有  +23ティック
    買勝数 8
    買負数 20
    売勝数 2
    売負数 2
    勝率 30.3%
    ロスカットなし +19ティック
    買勝数  12
    買負数  11
    売勝数  2
    売負数  2
    勝率   42.4%
    この期間は大きくの伸びた日も含まれているので、仮にチキン利食いをして引けまでホールド出来なかったとしたらプラスにはなりません。
    シンプルです。
    寄値>5MA>20MAが基本
    寄り成り、大引け決済、ロスカットは-2ティックというルールのみで収支をプラスに出来ます。
    (ロスカットは三菱UFJの値動きに合わせて設定しました)
    ロスカットをしなかった場合でも勝率4割程度、それでも収支はプラスになります。
    トレンドに合わせた方向にエントリーするのでこれは納得していただけると思います。
    人それぞれトレードスタイルや、相場環境、得意な銘柄等があると思いますので、これがすべてとは言えないのですが、ルールを守り淡々とトレードを繰り返すことで収支をプラスに出来ることを物語っていると思います。
    私が勝てるようになったきっかけはこのように確率ではなく、トータルではどうなのか?ということを意識し始めてからでした。
    長文失礼しました。
    少しでも、たかやんさんのブログにいらしている方のヒントになればと思い、コメントいたしました。
    たかやんさんのますますのご健闘をお祈りいたします。

  • 一般的に(たまには例外もありますが)、
    上昇トレンドにあるときは、陰線より陽線の数の方が多い。
    下落トレンドにあるときは、陽線より陰線の数の方が多い。
    という事が言えます。
    従って、寄りつきでトレンドに乗って、大引けで降りる事を繰り返すという単純なルールだけでも、トータルプラスになる可能性が高いはずです。
    これは、とても基本的な事であると同時に、誰でも知っているような事でありながら、実際のトレードでは軽視されがちです。
    単なる文章ではなく、数値として示して頂いた事は、とても説得力が向上したと思います。
    どうもありがとういございました。
    これからも、よろしくお願い致します。

  • 質問させてください!
    下記は、「買おうと思っている(B)銘柄が、Bのエントリーサインが出たときは、エントリー、買おうと思っていても、SやPだったら見送り」という理解でよろしかったでしょうか。
    今後ご紹介するエントリーサインが出た場合に、そのサインと「B」又は「S」とが同じ方向であった場合だけエントリーし、逆向きであるか、又は「P(=保留)」の場合には、せっかくのエントリーサインですが、そのトレードそのものを見送る事を推奨します。(少なくとも週、月単位での「トータルプラス」が達成できるまでの間くらいは。)

  • 記事の中に、
    「ここで誤解して頂きたくないのは、「B」だからって買いサインでも無ければ、「S」だからって売りサインでも無いという事です。」
    と書いてる通りです。
    まずは記事単位で、最初から最後まで読んで下さい。
    そして読み終わったと思ったら、次の記事に進んで下さい。
    次の記事がどこにあるのか解り難い状態ですので、これから
    [続きを読む]
    のURLを記事の下部に設置します。
    それが完了するまでは、
    https://www.traderspage.biz/wp/cat28/cat/
    を上から順に読み進めていて下さい。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)