このトレーニングは、単純です。
でも、完遂は結構難しいです。
このトレーニングの完遂が、その後のトレーダー人生の土台になりますので、不退転の決意で望んで下さい。
デイトレ(スキャルを含む)を前提としています。
スタイルが違う方は、それなりのアレンジをして下さい。
但し、ペーパーである事を意識せず、真剣に行う事(ペーパーで真剣に出来ない人もいる。自分に聞いてみてほしい。)
2)最低10トレード、できれば20トレード以上継続し、途中でルールを変更しない。途中でルール違反を犯してしまったら、また最初からやり直さねばならない。ルールを変更せざるを得なくなった場合も、また最初からやり直さねばならない。
3)買い(又は売り)注文のボタンを押すまでに、損切ポイントを決定しておく。損切ポイントの設定ルールは自分でよく吟味し、納得の上でトレーニングに望まねばならない。
4)レート(価格)が損切ポイントに来たら、何が何でも反対売買を行う。反対売買の執行手段は、原則「成行き」。それは「負け」の瞬間である。しかしそこで予定通り反対売買が行えれば、それはあなた自身に対する「勝ち」なのである。この積み重ねがあなたを「勝組」に導くのであり、この1トレードで蒙る損失など全く問題にならない。
5)逆指値を使っても良いが、逆指値をしない時のトレードの訓練にはならない。10、あるいは20トレードと決めた訓練期間を有効に使うためには逆指値ではなく、手動での反対売買の方が望ましいと考える。(訓練の後もずっとOCO注文を続けると決意している場合は、この限りにあらず。)
6)利確は、少なくとも損切で設定した値幅か、それ以上が取れるまで行ってはならない。例えば損切幅を10Pipsと決めたのであれば、利幅も最低10Pips必要であり、それに届く前に確定してはならない。時には一旦含み益になったポジションが、途中から逆行して損切で終わる事があるかも知れないが、それはそれでトレーニングとしては成功と考える事。
これが徹底できないと、損大利小の癖がついてしまい、訓練の意味がなくなってしまうので、注意する事。(ただし、時間切れを設定している場合は、それを優先して良い。)
ここに書いたトレーニングは、あなたが既に知っていた「損切」の方法と殆ど同じではないですか?
でも、確実に実行できている人は極めて少ないのが現実です。
一方、このトレーニングをやり通せたら、あなたのスキルは間違いなくマーケットの少数派に入っており、勝組の領域に限りなく近づいています。
あらゆる「儲けのノウハウ」は、このトレーニングをやり遂げた人にのみ意味を持ちます。
自動的に、機械的に損切できないのであれば、どんなノウハウも意味が無いのです。
「全勝」のノウハウなどありえないからです。
理解いただけましたか?
必ず、お返事させて頂きます。
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