過去記事で紹介した二階堂さんの本では、
・チャート
・板
・ランキング
をデイトレの3大ツールとして紹介しています。 確かに多くのデイトレーダーが、結局はこの3つを使って利益を出しています。 でも、私はランキングを使いません。 ランキングには、
・ 既に大幅に上がるか、下がるかしており、順張りにはリスクが大きい
・ 市場別には見られるものの、ミソもクソも一緒に表示されてしまう
・ ランキングそのものではなく、ランキングの中の動きを見なければならない
等の欠点があります。 上記の欠点がある為に、売買する標的銘柄が見つかっても、チャートや板で、更にエントリーに値するか判断する必要があり、時間がかかってしまいます。
私のツールは、エクセル+VB+RSS(後述)でできています。 東証一部用、新興市場用の2つがあり、それぞれ約200銘柄が登録されています。この200銘柄は、平均出来高や、ボラティリティがデイトレに適したものを厳選しており、訳のわからない銘柄は含まれていません。 更にそれぞれ、200銘柄ほどの「二軍」ファイルがあり、毎週末に「一軍」の下位銘柄と「二軍」の上位銘柄とでトレード(入れ替え)を行い、銘柄の質を保っています。
私のツールは、過去2ヶ月分の日足4本値を保存しており、そこから算出した様々なパラメータも保存しています。そしてRSSから取得したリアルタイム株価により、エントリー有望銘柄が、シートの上からランキング表示されます。 シートの情報は15秒毎に自動的にリフレッシュされます。 念の為、チャートや板も見ますが、既に多くの判断が織り込まれた銘柄ですから、エントリー時のストレスは少なく、また間違いも少なくなります。
このツールは、今でこそ機能満載で非常に複雑なものになっていますが、基本は簡単なものであり、エクセルとVBの基本的な知識さえ身につければ、殆ど誰でも作る事ができると思います。基本機能を備えたツールをまず作成し、日々これを改良していけば、どんどん強力なサバイバル・ツールに育っていきます。 このブログで、順をおって説明していきます。 あなたも、いかがですか?
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