先日、とてもうれしいメールをもらいました。
「おかげで、勝てるようになりました!」
というメールは時々もらうのですが、今回のはこのブログを熟読したうえで、実戦的ノウハウにまでまとめあげ、更にそれを私に事細かに説明して下さった内容となっています。
これといった計画性など一切無く、常に行き当たりばったりで書き続けているこのブログですが、読み手によってはここまで活用して頂けるという一つの見本としてご紹介したいと思います。(ブログ記事で紹介する事は、既にISさんのご了解を頂いていますので、念のため。)
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たかやんさん、はじめまして。ISと申します。
いつも勉強になる記事を書いてくださり、ありがとうございます。
私はトレード歴3年で、主に225先物を取引しています。
たかやんさんのブログを知ったのは、2年半ほど前のことでした。
ちょうど高額な商材に手を出して痛い目に遭った後でしたので(笑)、無料でこんなに素晴らしい内容のブログを公開されていることに驚きと感動を覚えて、夢中になって読み漁りました。
読みながら、自分の凡な思考をトレード向きに変化させるためには、すべての記事を暗記するほど読む必要があると感じていましたが、中でもウップスの記事を読んだ時に、何かピンと来るものがありました。
これをしっかり身につければ、きっと常勝トレーダーになれるはずだ、と。
それから2年です。
なんでも人より時間がかかるタイプで、いくら努力してもなかなかうまくいかず、かなり苦労しましたが、半年ほど前にやっと、突然、パズルが完成したみたいに急に負けなくなってきたんです。
それまで苦しめられてきた焦りや、欲や、恐怖といった感情もなくなったし、トレード回数も10分の1ほどに減り(いかに無駄な取引が多かったか!)、何より、まだまだ少しではありますが、利益が残るようになってきました。
以下は参考にさせていただいた、たかやんさんの記事です。
ウップスの記事を元にルールを作り、最近の記事で補強しました。
◆基本ルール
・ボリンジャーバンドの基準線と5MAの両方の上に株価がある時に買いエントリーし、両方の下に株価がある時に空売りエントリーする(基本を守るとは?2より)
◆仕掛ける位置とタイミング
・始値より上がれば、「売り」の候補、始値より下がれば「買い」の候補(ウップス2)
・寄り付きから10分とかせいぜい20分の間(ウップス2)
・ある日の1分足の「U字パターン」(デイトレ・デイ1)
・ある日の5分足の「N字パターン(*勝手に命名)」
*この記事の例は、売りサインが発動しなかったパターンですが、これが買いサインの時であれば、Nの2度目のボトムで反転したところか、その後の直近高値越えで買いエントリーでき、このU字とN字が「たった2つのパターン」ではないかと推測しています。
◆見送りルール
・(*日足トレンドが下向きで売り狙いの時)始値より上がって、そのまま上昇を続けるようなら、「見送り」(ウップス2)
・「根拠のある損切りポイント」までの幅が大きすぎればエントリーを見合わせる場合もあり(デイトレ思考?)
◆危険回避ルール
・寄り付きのギャップによるトレンドブレイクとザラ場の値動きによるトレンドブレイクには雲泥の差があると感じています(後講釈、できてますか?4)
→寄り付き以外ブレイクは狙わない(私のルール)
・チャートが「下方ブレイク」を主張したから売り、損切りポイントに達したから負けを認めるだけです。
損切りした後に再エントリーを検討することは滅多にありません。
寄り付きから時間が経過するほどに、勝つためのエントリーは難度を増していくという意識が私の中にあります(後講釈、できてますか?4のコメント欄)
→損切り1回でその場はやめる(私のルール)
◆トレイリングストップ
・首尾よくエントリーできたら、始値のちょっと上にストップ(逆指値損切り)をおいて、経過を見ます(ウップス3)
・損切り幅も大事ですが、支持線、抵抗線の意味を考慮したストップ位置というのが、テクニカルトレードの基本です(ウップス3)
・そのまま順調に下がりだしたら、余裕のあるトレイリングストップで後を追います。利益の50%のストップで、それなりに利益と言える程度になるまでは、最初の損切りストップを動かさないくらいの余裕が必要です(ウップス3)
日足で仕掛ける方向を決め、寄り付き位置とその後の値動きを見てエントリーするか見送るかを決め、エントリーしたら追いかける、という単純なルールですが、とても有効だと感じています。
「機械的にエントリーする」という言葉に踊らされて、たくさんエントリーしては小さいけどたくさん負ける、という苦い思いをずいぶんしてきましたので、実際には仕掛け、見送りのルールをもっと細かく設定していて、極力無駄を減らすようにしています。
そのためにした検証のひとつが、「株価が大きく動く場合、どの時間帯が起点になることが多いか?」でした。
結果は、225先物の場合ですが、
①前場の寄り付き~30分程度
②後場の寄り付き~1時間程度
③14時過ぎ、の3つの時間帯
で、大体ですが6:3:1くらいの割合でした。
ということは、やっぱりたかやんさんのおっしゃる通り、デイトレは朝が命、寄り付きのギャップによるトレンドブレイクとザラ場の値動きによるトレンドブレイクには雲泥の差がある……
そこでふと以前記事に書かれていた「ローソク足の格」の話を思い出したのですが、こういうことだったのではないでしょうか?
こんなに長々と書いて、ローソクの格が当たっていなければ本当に恥ずかしいのですが(笑)、
このメールで一番書きたかったのは、たかやんさんへの感謝の気持ちです。
このブログを作ってくださって本当にありがとうございます。
一般論や、どちらとも受け取れる分析の羅列とは違い、書かれてあることが、その言葉通りに、実戦的に役に立ちました。
まだまだ未熟で練習が必要ですが、たかやんさんのブログがなければ、私はここまで生き残ることもできなかったと思います。感謝です。
これからもブログの更新を楽しみにしています。
225である程度の結果を出せたら、FXに挑戦しようと思っていますので、また質問させていただくかもしれません。
その時はよろしくお願いします。
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こちらこそ。(たかやん)
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