首尾よく「Woops TypeI」でエントリーできたら、始値のちょっと上にストップ(逆指値損切)をおいて、経過を見ます。
始値が支持線(買方には抵抗線)になっている訳ですが、この支持線そのものにストップを置いてはいけませんよ。
そんな事をしたら、折角の支持線に少しタッチしただけで、すぐさま損切させられてしまいます。
損切幅も大事ですが、支持線、抵抗線の意味を考慮したストップ位置というのが、テクニカル・トレードの基本です。
そのまま順調に下がりだしたら、余裕のあるトレイリング・ストップで後を追います。
欲張って薄いストップを仕掛けると大魚を逃す事になる事をよく覚えていて下さい。
利益の50%のトレイリング・ストップで、それなりに利益と言える程度になるまでは、最初の損切ストップを動かさないくらいの余裕が必要です。
既に好位置につけているのですから、なるべくポジションを長く持つよう、簡単に薄い利益ではじき出されないようにしなければいけません。
株価はほとんどの時間「ギザギザ」に動きます。
その小さなギザギザで慌ててはじき出される事のないように、あくまでもルールに従って行動する事です。
(このルールは、ザラ場以外の時間に自分で決め、ザラ場では一切変更する事は勿論、考えてもいけません。)
ただ、この方法は一種の逆張りですから、トレンド・フォローほどの余裕をカマシてる場合でない事も事実です。
例えば指数が明らかな逆行の兆候を見せれば、サッと逃げる事もあります。
基本的な事と少し応用的な事を同時に書いているので、混乱されるかもしれませんが、矛盾している訳ではありません。
実際にデイトレを重ねれば、その経験に従って、見えてくる事があると思います。
指数は日経225が代表格ですが、市場毎にもいろいろあります。
更に業種によっては同じ市場でも真逆に動いている事があるので、一概に「指数が弱い」というだけで安心とは限りません。
あらら、結構長くなってしまったのに「タイプII」にふれる事もできませんでした。
ごめんなさい。
では、また・・・。
上下逆さまなだけで「ギャップ・ダウンでの買い」にも有効です。
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