私のイメージできる、
「最悪のトレード」
とは、損切りの予定位置に来ても損切りを行わず、
「あともう少しだけ粘ってみよう」
と粘り、大引けが来ても、
「明日には、市場の空気が変わるかも知れない」
とか考えて手仕舞せず、翌朝の寄り付きでは大幅なギャップダウンではじまったので、
「くっそ~、ここまで来たら今日1日は我慢するしかない」
とか考えて、ズルズル、ズルズルと負のトレンドフォローに身を任せてしまうトレードです。
全く穴が有ったら入りたい気分ですが、私のブタトレーダー時代に、この負のトレンドフォローを、最低3回は経験していると思います。
多少救いだったのは、1トレードに投下する資金の割合が(全資金量と比べて)小さかったので、追証発生までには常に余裕があった事です。
最悪の場合で3日ほど頑張ってから「ギブアップ!」していました。
ギブアップした後の、あの虚無感といったら・・・
最悪のトレードが
「ズルズルと損切りを引き延ばすトレード」
とすると、最善のトレードはその裏返し、
「ズルズル、いつまでたっても利確しないトレード」
です。
でも、このトレードを人間の意思で行う事は殆ど不可能です。
人間の本能を逆なでするものだからです。
なので、ルールでこの不可能を可能にさせようというのが、
です。
勿論、このルールを守るだけでも、とても難しいです。
毎回必ず含み益の一部を吐き出さねばなりません。
トレーダーにとって最も「快感!」となる「天井での売り」や「大底での買い」も全て「不可」です。
その代り、この難しいルールに従い続ける事で、最後には大きな報いが待っています。
トレーダーにとってやり難いルールであるほど、大きな報いが得られる可能性が高いのです。
それが、マーケットの「性質」なのです。
ご意見、ご感想、ご質問があれば、コメントでどうぞ。
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(補足)本能と理性の関係については、こちらのレポートで詳しく解説しています。
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