メールの質問、歓迎ですよ。

昨日やっと実家から戻ってきました。
既にフレッツは開通しているのですが、買い物やら病院やら料理やら、いろいろしなければいけない事が多くて、とてもデイトレどころではありません。
ブログもメルマガも、メールに返信しているだけで手一杯の状態です。(ブログもメルマガもですが、メールも長いんです。スラッと2~3行で済ませられれば簡単なんでしょうけど・・・)

でも、あまりサボっていてもいけないので、今日はメールで頂いた質問の答えを記事でご回答します。
私のブログは推定ですが週間ビジター約5000人。
直接メールで返答するよりは、少しでも多くの方のご参考になるのではないかと思います。

Q) まず、本能から開放されるためのトレーニングについてです。20損切りをするようにいわれていましたが、それには利益になった取引は含まれるのでしょうか?

A) 利益になった取引も含まれます。勝ったか負けたかが問題ではなく、自分の定めたルール通りのトレードを何回続けて繰り返せるかを問うトレーニングです。

ただし、20回ルールを守ればもう卒業という訳ではなく、これをクリアしたら、また次のより高いハードルを設定して自分を鍛えていく必要があります。トレーダーは結局、これの繰り返しです。(だから、10トレードでも30トレードでも、N様の好きな数字で構いません。ただし、一旦決めたら、完遂できるまでこの数字を変更してはいけません。)

Q) チャートをコピーして読む練習をしていますが、効果的な方法はありますか? 今は、チャートを隠しておいて、端から順番に見てゆき、先を予想したり、エントリーできるか考えていますが、取引が上達しないので、役に立ってるのか不安です。

A) チャートに関する本を何冊か読み(私のブログで紹介している書籍、e-Bookはどれも、大体はテクニカル分析に関係しています。)、そこで得た気づきを生のチャートでいろいろ試してみる。

こういったプロセスで、最初は「こんなの役に立つのだろうか?」と不安になる事もあるでしょうが、それはまだ量が足りてないだけの事です。

チャートとにらめっこしてる時間は決して無駄にはならないと思います。

自分で「」とか「」とかひらめいたような事があれば、それが利益につなげられないかどんどんチャートで検証すべきです。ある程度の努力を積めば、何が有効で、何が無効かもわかってきます。「不安」を感じるというのは、まだ量が足りてないだけの贅沢病です。

それから蛇足ですが、チャートを見るというのはローソク1本1本をみて、次のローソクの事を予想するというのとは、少し違うような気がします。

ある程度の期間のローソクをまとめてみて、支持線と抵抗線の位置を把握するのが一つ。価格推移にトレンドが出ていないかを探すのが一つ。

そして、上記の事の結果として、重大なブレイクアウト、あるいはトレンドブレイクの初動を見つける事。

これらの為に、移動平均やボリンジャーバンド、一目、などを補助器具として利用しますが、最も重要なのはローソクが発信している「パターン」を瞬間的に見抜く力です。

この事については、ブログでも書いてますので、探し出して参考になさって下さい。

Q) 取引についてですが、私はスキャルピングを練習しています。指標は移動平均線と、ボリンジャーバンドを主に使っています。この手法では、持ち合いでも、トレンドが出ているときでも利益を出せるらしいのですが、私は、かなり強いトレンドが出ているときしか利益が出せません(負けが続くと、パニックになってトレンドにさえきずかなくなるのですが)。

しかし、それほど強いトレンドはいつも出るわけではないので、待ちきれずトレードしたり、持合の間に、損失を大きくしてしまいます。

損を出すときの傾向としては、ブログでは損切を早くして利益を伸ばすようにゆわれてましたが、利益を伸ばそうとして、いったん出た利益が損になって損切りになってしまいます。

トレードをノートにつけて分析した結果、ほとんどのトレードでは少し利益が出て、その利益を確定できずに損を出しています(この手法自体、一回の利益の目標は小さいのですが、トレンドが出れば取れるとゆう意識が強いので、行けるかと粘ってしまいます)。

損切りは自分で見たところは、いい感じでできていると思うのですが、負ける回数が多いので、トレンドが出るまでに損がかなり大きくなって、あせってルールからはずれ、大きく損をするとゆう状態です。

それで、本能から開放されるためのトレーニングは役に立ちそうだと、頑張って行きたいと思っていますが、利確を上手にする方法や、トレーニングはありますか?

ルールも何もわからずに、また、こんなことを聞くのも失礼と思いますが(サポートの期間も終わってしまい、誰も聞く人がいてません)もしよければ、アドバイスをお願いします。

A) 私はスキャルピングの経験は殆どありませんので、あまり偉そうな事は書けませんが・・・

まず、スキャルピングではトレンドは勿論使えますが、トレンドの無い場面でも、例えばオーバーシュートのリバウンドを取るように、臨機応変に、しかもある程度(70%くらいは)の勝率がキープできていないと務まりません。

スキャルピングだと、利益幅と損切幅が大体同じようなものだからです。

スキャルピングには、イントラスイングよりも高い勝率と、トレンド以外にも様々なエントリーポイントを持っていて「数をこなす」事が求められます。

N様の場合、私のブログの影響で「利を伸ばすスキャルピング」を試みられた様子ですが、それは違っています。

「利を伸ばす」と「スキャルピング」は、少なくとも最初から両立させる事はできません。

スキャルピングでやりたいなら、損と利が1:1のトレードで、勝率を高く、回数をこなす必要があります。ちょっと利が乗っただけで、そこで降りるからこそ高い勝率がキープできます。

スキャルピングのエントリー根拠で、利を伸ばそうとしていては、多くの場面で値動きが反転して損になる事は、極自然だと思います。

かといって、トレンドが出た時だけ参戦して、利益幅はスキャルピングでは、数はこなせないし、損小利大は実現できません。

まずは、N様がスキャルピングでやろうと思う根拠は何なのか?

そこには、優位性のある根拠があるのか?

を、過去トレード履歴などから、再検討される必要があるでしょう。

スキャルピングで稼いでいるトレーダも知っているので、スキャルピングはダメというつもりは一切ありません。ただ、私には向いていなかったという事はできます。

ではN様には向いているのでしょうか?それは、N様しか決められない事ですが、この点をしっかり検討した上で自分のトレードのスタイルを決めておかないと、非常に効率の悪い、早く言えば損ばっかりのトレードになってしまいます。

本マグロ用の釣り針で、ワカサギ釣りをしても、釣れっこないですよね?

エントリーから脱出までの時間にしても、「長くて3分」と、「長くて1時間」と、「引けまで持つ」の3種類があれば、それぞれ別のデイトレであり、エントリー理由も、利確方法も、損切り幅も、全て違って当然です。

これをまぜこぜにして最適なトレードができれば、利益も最大化できそうなものですが、人間はそんなに器用ではありません。

とにかく自分のトレードスタイルを限定して、それに専念しない事には、週間プラスはなかなか実現できないでしょう。

利確を上手にする方法」なんてのも、トレードスタイルがどういうものなのか決まっていてから始まる話です。

ですから、まずはN様は、今後もスキャルピングでいくのか、あるいは「利を伸ばす」ようなデイトレでやってみるのか、そういう事をしっかり検討してみて下さい。

そういうのが決まってないのに、実弾発射はお勧めできません。

儲かる前に資金を失う可能性が大だと思います。

また別のご質問があれば、いつでもどうぞ。

頑張って下さい。

たかやん

デイトレ生存率向上ブログは、あなたの応援クリックによって支えられています。
どうぞ、よろしくお願い致します。

他では絶対に読めない、全トレーダー必読のPDF(2万ダウンロード達成!)

<< デイトレ攻略の新戦略レポート(無料)>>


トレードが難しいのは、トレーダーの油断や強欲や優柔不断な性格等が原因と考えられがちですが、本当の原因はもっと心の奥深い所に隠されています。
(※月並みなプロスペクト理論等ではありません。)

このレポートでは、その原因となる心の驚異的な仕組みを解り易く解説すると共に、トレードを難しくしている原因を、どのようにすれば取り除く事ができるかまで、具体的に提案しています。

このレポートを一読すれば、その他大勢のトレーダーが延々と堂々巡りを続けている暗黒のトンネルが「パッ!」と急に明るくなり、出口がはっきり見えるようになります。(PDF、全68ページ)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)