今月は実家に帰省しなければいけなくて、やっと終わって帰ってきましたが、もう月の3分の1が終わってしまいました。
デイトレは、その名のごとく日当制ですから、これはかなり厳しい。
あなただったら、どうしますか?
月のノルマ達成の為に、投下資金を増額しますか?
それとも、1日のトレード数を増やしますか?
私には、それは考えられません。
トレード日数が減った事は、その他の方法で相殺しようとしてはいけなのです。
負け越した日には「いつもより真剣に予習をして挽回を図る」なんてのは当然「アリ」ですけれども、トレード日数が33%失われたのなら目標収益も33%減額してしかるべきです。
厳しいですが仕方無い。
仮にあなたの月の収益目標が100万円なのであれば、あなたのトレードスタイルのあらゆる部分が「月100万達成」の為にチューニングされている必要があります。
予習・復習にかける時間も、1トレード毎の平均投下資金量も、前場・後場それぞれの目標トレード数も、使用するPCやツールも、その他全てが「月100万円」達成の為に最適化されていなければなりません。
収益目標に対して、マイナス要因が発生した場合、その要因にもよるでしょうが、他の部分で補う事はとても難しいという事を理解して下さい。
勿論、日毎の収支は凸凹している訳ですが、これをいきなり凸凸凸凸・・・にしようとしても、できる訳がないのです。
「月間収支プラス」というのはまぐれではなく、様々な事が微妙にバランスして成立しています。
だから、そのパーツの一部分をどうこうして、他の部分を補おうと考えるのは、全てを目茶苦茶にしかねない危険を孕(はら)んでいるのです。
これは、「投下資金一定の法則」なんかでもちょっと書きましたが、とてもとても大切な事です。
あなたが毎日悪戦苦闘してトレードしているのは、とりもなおさず、あなたのトレードスタイルを、パズルを組み上げるように、その細部を一つ一つ構築していっている過程な訳です。
その、どんな些細な部分をも、決して疎(おろそ)かにしない事。
決してこれといった正当な理由もなく、安易な変更をしない事。
ゴルファーの腕前は、ティショットを打つ前に、もう大体わかります。
素振りを3回やるなら、いつも3回。
アドレスに入ったら、ボールを打ち終わるまでの時間もほぼ一定。
そのしぐさの全てが、細部まで「パターン化」され「同じ」なのです。
「同じ」だから「迷わない」「怖がらない」「力まない」。
ヘタクソはいつも「違う」から「迷う」「怖がる」「力む」。
当たり前の事書いて、すみません。
でも、この当たり前の事が誰にも理解され、実行されていれば、ヘタクソゴルファーは激減するはずですね。
解っているつもりでも、実行が伴わない。
だから、そんなに「当たり前」という事でもないんですね。
デイトレも同じ。
「一貫性」の重要性が本当に解るというのは、相当勝てるようにようになった「証(あかし)」です。
それが本当に解るまでは、一貫性の重要性を勝手に過小評価しない事。ω
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