デイトレで毎日200銘柄のチャートを見るといっても、全てを均等に見る訳ではありません。
まずは、自分の好きな銘柄で良いので10個選んで、この10個については特に念入りに見るようにします。
この10銘柄を「一軍銘柄」、その他の190銘柄を「二軍銘柄」と呼びます。
これら一軍銘柄については、日足は当然として、およその月足と週足の状況まで頭に入れておくようにします。
一軍を構成する銘柄は、できるだけ業種はバラバラの方が望ましいです。
日によって活気のある業種がまちまちだからです。
一軍二軍共に、チャートのキレイな銘柄を選ぶようにして下さい。
銘柄は沢山あるのですから、わざわざチャートの汚い銘柄を選ぶ理由などありません。
実際にデイトレするのも、できるだけこの一軍銘柄の中から選ぶようにし、
二軍銘柄については、チャートパターンで、よほど良いものだけ厳選してデイトレするようにします。
まずは、「気心の知れた銘柄」というか「得意の銘柄」を1個でも2個でも増やしていく事が、デイトレのコツを掴む上で重要です。
「この銘柄で、このパターンが来ればしめたもの」
みたいな感じが掴めてくれば、それこそがデイトレーダーの貴重な戦力となります。
そういう感覚というかパターンを一つづつ積み重ねていくようにします。
そして毎週末に、必ず全てのデイトレの結果を見直します。
鮮明にトレードした時の状況を思い出せるように、トレードした銘柄の日足、30分足、5分足等のチャートをしっかり毎日保存しておくようにします。
エントリーやエグジットのポイント、更にはその判断理由や、自分の心境もできるだけメモして、いつでも記憶がよみがえるようにしておきます。
チャートを画像として切り取るソフトは、「キャプチャーソフト」で検索すれば無料で良いものが沢山見つかりますので、気に入ったものを使うようにして下さい。
二軍銘柄の中のデイトレで、うまく勝てた銘柄があったら、順次一軍に昇格させていきます。
一軍銘柄は、とりあえずは30銘柄ほどが目標となります。
といっても、無暗に数を増やすのが目的ではなくて、あくまでも「お得意様」と自分で思える銘柄でなければいけません。
連敗したような銘柄は、一軍から二軍に降格させて下さい。
この考え方、「オズの実践トレード日誌」の「補足部分」から学びました。
400ページを超える分厚い本ですが、あっという間に読み終えられるほど、面白く参考になる本です。
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