「ルール違反でオーバーナイト(一泊二日)してしまい、痛手を負いました。」
といった内容のコメントを頂きました。
トレードは修行みたいなものですから、時には痛手を負いますが、そこから学び、気づいて、ぜひぜひ挽回して頂きたいと思います。
ところで、デイトレで損切できないまま大引けをむかえ、そのままオーバーナイト(一泊二日)した事が、私も何度もありました。
でも、検証してみるとやっぱり散々でした。
お泊りした夜に米株でフォローウィンドが吹くと、ちょっと助かったりするのですが、逆風だった場合の痛手は、必ずといってよいほど大きなものとなっていました。
一大決心して、最悪でも大引けまでに絶対、全て処分する事にしています。
「難平」 (なんぴん:取引で,相場の変動によって損が生じた場合、買い増しまたは売り増しして損失を平均化し,回復しようとすること。) はデイトレでご法度なのはご存知の方も多いと思います。
難平すると、勝率が上がります。負けが負けで無くなったりします。
6勝4敗が、9勝1敗になるかもしれません。
「それって、いいじゃん?」
と思いますか?
ところが、その1敗が大きいんです。
負けを受け入れない癖がついている分だけ、その1敗は大きな痛手となります。
デイトレで、(損切できずに)オーバーナイトに切り替えるのは「時間の難平」です。
「負けトレンドのフォロー状態」ですから、良いわけありませんよね?
「チャートの支持線を割っていないから、持ち越す」という説明がつく場合、一見正しいようにも思ってしまいがちですが、それがデイトレでない事は明らかですよね?
デイトレには株価の損切ポイントだけでなく「制限時間」がある事も強く意識する必要があります。
この事については、改めて投稿します。
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