私のデイトレ必勝法に最適なスタイルとは、「トレンド・フォロー」です。
あたりまえですみません。
今回は、これがあたりまえと感じられない方の為に書きます。
物理に慣性の法則というのがあります。
静止している物体は、何か力が加わらない限り静止し続け、ある方向に運動している物体は、やはり何か他から力が加わらない限り、同じ方向に動き続けるというものです。
株価も同じです。
一旦上昇を開始すると、何か下落の原因となる力が加わるまで、上昇を続ける傾向があります。
つまりトレンドです。
「株価はランダムな運動であり、トレンドなどは後講釈にすぎない」
とする説もあるようですが、多くの(特に儲かっている)テクニカルトレーダーにとっては、戯言にすぎません。
トレンドは確かに存在すると、私も思います。
トレンドが存在すると仮定すると、トレンド方向に仕掛ければ、利益が出る可能性が高く、損する確率は低いという事になります。
これだけで、「ネコ」に選ばせるより勝率は上る事になります。
更に、トレンドとは「傾向」ですから、上昇トレンドにある株を買って、利益が出だしたら、できるだけ長く持つほど、利幅を伸ばせる傾向にあります。(空売りも方向が逆なだけで、理屈は全く同じです。)
ただ、トレンドは存在するとしても、いつかはそれが終わります。
上昇トレンドにある株が一旦下がり、また反転して元の上昇トレンドに戻る事があります。
この時、「結果論」として、一旦下がったところは「押目」であり「絶好の買い場」という事になります。
でもこれは「結果論」にすぎず、下がった時点では「押目」なのか、「トレンドの転換」を始めているのかは、誰にも、どんなプロにも100%の断定はできません。(「株価操作」している人がいたら、別かもしれませんが・・・)
ここで、まだ押目なのかトレンドが転換したのかわからない段階で、自分の決めた値幅だけ逆に動いたら、断固として損切するのです。
これだけで、勝てます。
簡単すぎるほど簡単です。
こんな簡単な事も知らないまま、訳のわからないトレードで苦しんでいる方が一杯います。
せめて、この方法を知った上でトレードしてほしいと思います。
いわゆる我流の方法でトレードして、例えば10勝10敗だとしたら、何が良くて、何が悪いのかわからないじゃないですか?
私の方法は「正しい」です。なぜなら、利益を出しているデイトレーダの多くが、この方法で利益を出しています。
かのラリー・ウィリアムズも勿論、この方法を支持してくれるでしょう。
だって、彼の本にも、煎じ詰めると同様の事が書いてあるんですから。
この方法を知ったからと言って、すぐ利益が出ない事もあるでしょう。
既に書いてきたように利益の出る方法は実行が難しいのです。
最大の敵であるあなたの本能が利益を阻止しようとします。
損を拡大しうようとします。
でも「正しい方法」を理解し、トレードが終わってから「何が良くて、何が悪かったか」反省する事ができれば、徐々に成長する事が出来ます。
そしてその「反省」を次回のトレードに生かす、これを繰り返せば、元々手法は正しいのですから、きっと「トータル・プラス」の結果が残せるようになるでしょう。
今回は、基本中の基本について書きました。
でも、この事を知っていても、トレーダーの苦労の種は尽きませんよね。
次回からは、デイトレの苦労を軽減する私の「ツール」(例のVBです)について書き始めてみようかなと思ってます。
何かご要望があれば、いつでも軌道修正しますので、どなたでもコメントをお願いします。
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