私の紹介したデイトレ必勝法では「銘柄は猫に選ばせても勝てる」といった事を書きました。
しかし、「銘柄は誰に選ばせても勝てる」とは書きませんでした。
別に言訳するつもりはありません。
理由は以下の通り。
「猫に選ばせる」ならば、つまり銘柄選択やエントリーポイントについて、完全に「欲」「恐怖」「先入観」「うわさ」「上がりそう」「下がりそう」・・・、等の人間感情と一切関係なく、従ってその株がエントリーした方向に動くか、逆に動くかは50:50の確率となるはずです。
であれば、私の決めたルールを一貫して守れれば、必ず利益が出るはずです。
ところが、次のような場合にはお勧めできません。
(1)スキャルピング・トレーダー
私はスキャルピングをしません(できません)。
が、スキャルピング・トレーダーは実際に存在します。(知人にもいます。)
超短期のモメンタムに乗って、ほんの数Tickの利益で十分満足するトレードをします。
逆に動けば損切するトレーニングも十分できています。
このトレーダーが私の必勝法を実施すれば、トレードがガタガタになってしまう恐れがあります。
デイトレの戦略とウォーレン・バフェットの戦略が全く異なっていても、「どちらが正しく、どちらが間違い」と言えない様に、スキャルピングと私の方法とは、相容れないのです。 スキャルピングを捨てるつもりでなければ、私の方法はお勧めできません。
既にトータルプラスの状態なら、なお更です。
(2)逆張りトレーダー
これも、私は殆どやりません。
たまたまポジションがない時等に、よほど壷に嵌ったパターンが出た時だけです。 但し、エントリーしたとしても、直ぐに利確します。
私のやる逆張りは、恐怖で投売りされた株が一旦底を打ち、今度は「欲」に目が眩んで買い戻されるところの、非常に短い時間のトレードです。
こんな株を、利が乗ったからといってストップロスなんて悠長な方法で利確している時間はありません。
すぐ上には抵抗線が「デン」と待ち構えているのですから。
一方、「漫然と」、「ただなんとなく」、「上がりそうだから」なんて理由で逆張りしちゃいけない事はご存知ですよね?
「え、そうなの?」なんて方は、やっぱり基本の勉強が足り無さすぎます。
基本的には「下げトレンド」にある状態ですから、私の必勝法でも、損切の連続になってしまいかねません。(買いエントリーの場合)
私の必勝法などより先に、まず逆張りの癖を矯正する必要があります。
今回は、私の必勝法に「不向き」なスタイルの説明をしました。
次回は、私の必勝法に「最適」なスタイルの説明をすることにします。
では、また。
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