昨日は、私の必勝法について書きましたが、いかがだったでしょうか?
デイトレの必勝法といえば、
「ここで買え」
「先をこう読め」
「こういう銘柄を選べ」
みたいなのばかりですから、変な感じがされたかも知れません。
でも、本当に必勝法なんです。
納得できないところがあれば、どうぞコメントして下さい。
この必勝法は「損切を徹底する」からもう一歩進んで「時間切れの損切」を行う事で、トレードに優位性を与える、確実な方法です。
確実な方法ではありますが、実施は難しいです。
損切さえ難しいというのに、時間切れで損切というのは、抵抗があるに違いありません。
しかし、エントリーして10分経過して、逆方向に動いているという事は、そこから挽回して「勝ち」に変化するより、そのまま動いて金額の「損切ポイントに達する」確率の方が高いのです。
更に逆に動いているポジションは、デイトレーダーの心理に悪い影響を与え、その他にいくらでもある「勝てる」トレードができなくなってしまいます。
トレーダーは、貴重な自分の資金を賭けているだけでなく、自分の「時間」もまた賭けている事を認識する必要があります。
常に冷静で前向きなトレードを、どんどんこなしていくためには「引かされ」ポジションを早々に手仕舞う事が非常に有効です。
この効果はすぐには目に見えませんが、しばらく継続すればわかってくると思います。
また、利益が100円出ていたのに、みすみす50円まで少なくなったところで手仕舞うというのも、相当心理的抵抗がある事もわかります。
でも、誰にも「最高値で売り、最安値で買う」事なんてできません。
利益が出ている時に、その時の利益幅より下の逆指値で追っかける事をトレイリング・ストップと言いますが、利益の何%で逆指値するかは、トレーダーにより分かれるところです。
80%でも、70%でも結構です。
しかし、数ヶ月以上の通算成績において、最大利益を得るためには「利益幅の50%」という思い切った数字が意味を持ちます。
前にも書きましたが「トレーダーにとって実行困難な手法は、有効な手法である可能性が高い」というのは真理です。
人間の心を逆なでする行為の先にこそ「利益」があるのです。
逆に言えば、心地よい手法は負け組の手法です。
そこのところ、ぜひ一度真剣に考えてみませんか?
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