既に丸8年以上この生存率向上ブログを続けてきて、多くの人とメールやコメントで接触してきました。
うまくいってる人5割、なかなかうまくいかない人5割という感じです。
本当は、うまくいってない人の方が多いはずだと思いますが、うまくいってない人が私にメールしてくる率が低い為に、こういう結果になっているのだと推測できます。
そうしたやりとりの中で、勝てるようになる人の傾向も、かなり鮮明にイメージできるようになってきました。
殆どが当たり前の事だと思いますが、あるいはこの記事でその、
当たり前
の事について再発見してもらえる場合もあると思うので、少し連載してみたいと思います。
勝てるようになる人と、なれない人を分ける最重要ポイントは、
「ポジティブ・シンキング」
であるかどうか、という事です。
当たり前みたいな事ですが、現実にネガティブ・シンキングな人も多数いますから、当たり前で済ます事はできないと思います。
デイトレで勝てるようになるというのは、簡単な事ではありません。
デイトレは、
頑張れば誰でも稼げるようになる
というような職種とは「違う!」という前提があると理解して下さい。
デイトレを続けていけば、様々な困難にぶつかります。
これは絶対に避けられない事です。
「日々遭遇する、困難との格闘がデイトレである」、と言っても過言ではありません。
でもその時に、
「じゃあ、こうすれば良いんじゃないのかな?」
と、自ら考え、検証し、乗り越えていける人が成功する人です。
壁を乗り越える事が当たり前になっている人は強いです。
その一方で、何か困難にぶつかると、
- やっぱり駄目だ
- どうせ自分なんか・・
- デイトレで稼ぐなんて、所詮は幻想なのさ
みたいな意識が先行し、考える事を止めてしまう人は成功できません。
「否定」
からは何も生まれてはこないのです。
例えば、取り組んでいる手法について、
「すぐにトレイリングストップにひっかかって、利が伸ばせない」
という問題にぶつかったとします。
これに対しポジティブ・シンキングの人なら、すぐに何通りもの対策を思いついて検証を開始するでしょう。
でもネガティブ系の人はすぐに、
「この方法はダメだ。他にもっと良い方法を見つけなくては。」
と、問題を乗り越える為の思考を止め、別の新たな道を探し始めます。
こういう人にとっての障害は、乗り越えるものではなく、跳ね返される事が習性となってしまっているのです。
確かに有効な手法と無効な手法を見分けて、無効な手法にかかわっている時間を節約できる事も必要ですが、常に、
自分の道は自分で切り開かねばならない
という前提を忘れては、永遠に手法のジプシーを続けなければなりません。
試し始めてすぐに利益が出て、その後もトントン拍子に儲かり続ける手法など、この世に存在するはずがないのです。(もしあったら、社会が破綻します。)
デイトレには常に、解決すべき困難や改善すべき問題が残されています。
それを前向きに克服し続けられる人が成功する人です。
デイトレで勝つというのは、あらゆる意味で
「競争に勝つ」
という事です。
そこには、特殊な才能も、学歴も必要ありませんが、競争に勝つという事は、自発的に勝つ為の努力を継続する姿勢が欠かせません。
「デイトレで稼いでやろう」
と決心する事は誰にでもできます。
しかしそれは、数々の困難を自力で乗り越えていくという事が前提になっていなければ、単にお金と時間を失う為の決心にすぎない事を理解しているべきです。
人間の意思は弱く、楽をしたいですから、できれば問題は避けて通りたいというのが人情です。
でも、それでは競争に勝てる訳もありません。
デイトレは、チケットを購入しさえすれば目的地まで連れて行ってくれるパック・ツアーに参加するのとは訳が違います。
10人で出発すれば、9人が安否不明になっていまう、戦慄すべき
サバイバル・ツアー
なのです。
問題にぶつかった時、それを当然の事として受け止め、そして当然のように乗り越えていく為には、常に
「自分は必ずデイトレで稼げるようになる」
という前提のもと、どんな障害も乗り越える事ができるという「ポジティブ・シンキング」が必要です。
ポジティブ・シンキングで問題を解決し続ければ、最後は必ず稼げるトレーダーに到達するでしょう。
勿論、マーケットから退場宣告されずに生き残る事が前提ではありますが。
こう書いただけではまだ釈然としないと思いますので、この続きはメールセミナーで。
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