デイトレにおける損切りは、
「ほぼ、できる」
では無くて、
「100%確実にできる」
という確信が必要です。
「100%確実」に対して「99%できる」は半分の値打ちもありません。
99回うまくいっていても、最後のたった1回の失敗で破産する事もあるからです。(どうしようもない不可抗力で、予定したより深い損切りになる場合もありますが、これはある程度割り切って考える必要があります。出来る事に万全を尽くせれば、それで十分です。)
禁煙法の一つとして「次第に本数を減らしていく」とか「次第にニコチン量を減らしていけるパイプ」とかのように、害となるものの摂取量を次第に減らしていく事で苦労なく禁煙できる、というノウハウがあります。
私も30年のキャリアを誇る(?)愛煙家であったので、いろいろ試したものですが、その種のノウハウは全てダメでした。
止めるべきものは、止めるべき理由を十分に理解・納得して、「スッパリ、止める」
これにつきます。
「少しづつ少なくしていく」
というのは未練があるからです。
「減らす」という事は「明日もとりあえず喫える」という事で、気分的には楽なノウハウです。
でも、減らせば減らすほど苦しくなっていきますし、いつかは「明日からゼロ」の決意をしなければなりません。
タバコは別に法律違反でも何でも無いのですから、よく考えた末に、
「私は喫う!」
と結論したとしてもマナーさえ守れるなら問題はありません。
それは個人の自由というもので、他人がどうこう言っても始まりません。
でも、デイトレで100回に1回でも損切りを先延ばしにする可能性を残している限りは、デイトレーダーとしての成功も先送りしている事を意識して下さい。
このブログを読んでくれているあなたは、決してデイトレを娯楽とは考えていないはずです。(ですよね?)
であるならば「損切りルールの100%厳守」という選択肢について、1秒でも早く結論に達して下さい。
1秒後でも、1日後でも、1年後でも、10年後でも、その結論を出してからが、本当の
デイトレのスタートとなります。
「損切りルールの100%厳守」があって初めて手法が生きてくるからです。
100%の損切りが無ければ、どんな手法も死に体にならざるを得ないのです。
ならば早い方が better ですよね?
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