人は一生、重力と戦っています。
人が重力に対抗できるのは筋肉のおかげです。
でも、一般常識的には、40歳を過ぎれば体力は落ちる一方のように思われています。
50歳を過ぎれば「初老」と言い、その後すぐに本当の「老人」になっていくと思われています。
実は私も50歳を過ぎれば、筋トレなどしても筋肉は増えないものと思い込んでいました。
ところが、たまたま禁煙に成功した事がきっかけで、
- 体重が増えた
- ダイエットの必要に迫られる
- しかし減食によるダイエットは衰退を招くとすぐに悟る
- 体重減ではなく除脂肪体重の増加を目指して、筋トレを始める
太った==>痩せねば==>減食
という事をやると、体脂肪も減りますが、筋肉も落ちます。
筋肉が落ちると基礎代謝が下がるので、摂取カロリーが同じでも、太りやすくなります。
ダイエットに挑戦して、一時的に成功したタレントが、しばらくすると、元の木阿弥かそれ以上にリバウンドしているパターンを良く見かけますが、それはダイエットによって基礎代謝を下げてしまった結果です。
逆に、筋肉を増やせば基礎代謝が上がるので、同じ量を食べても太り難くなります。
とは言え残念ながら、
「筋肉をつければ、炭水化物や脂肪を食べ放題に食べても大丈夫!」
という訳ではありません。
人間の体は、何万年にもおよぶ「常態化した飢餓」にも耐えられるように「超低燃費」に作られているので、太らない為には、食のコントロールも大切です。
でも、筋トレと並行して、頑張って筋トレした努力を無駄にしない「バランスのとれた食事」を摂る為の知識を得、それが習慣にできると、確実に人はパワフルになれます。
筋トレを継続するというのは、自己管理能力を鍛え続けるという事と同じ意味を持つのです。
80歳でエベレストを征した三浦雄一郎さんはさすがに「怪物」すぎますが、そこまでいかなくても筋トレは誰にも十分な恩恵を与えてくれます。
いくら筋トレに励んだところで、死すべき運命から逃れられる訳ではありません。
だからといって、何もしないでいたら、人並みにどんどん老化していきます。
確かに、何をどう頑張ったところで、誰でも確実に歳は取ります。でも、
30歳に見える40歳
40歳に見える50歳
50歳に見える60歳
60歳に見える70歳
70歳に見える80歳
で過ごせたら、その人の人生は、ただ漫然と歳相応に老(ふ)けていく人よりも確実にパワフルです。
身近な人でも、芸能人でもいいですから、どういう人が、
「歳よりも若く見えるか?」
という観点から観察してみて下さい。
すると、若く見える人の殆どが筋トレの習慣を持っている事に気づくはずです。
男性なら殆どの場合、筋肉が増える事を望みこそすれ嫌悪はしないものですが、女性は結構嫌悪するみたいです。
例えば
「自転車で足を鍛えて、競輪選手みたいになったら嫌!」
みたいな。
でも、それこそ杞憂(きゆう)というものです。
そういう女性は、競輪選手がどれほどの苦労をして、あのパワフルな足を手に入れたか、全くご存じないのです。
仮に筋トレが奏功して筋肉が増えたとしても、本人が望む以上に増える事は絶対にありません。
太り気味の女性が筋トレで手に入れるのは女豹のようなスリムな体型であって、それを飛び越えてゴリラになってしまう事など有り得ません。
デイトレーダーも健康が第一です。
あなたもぜひ、筋トレの習慣を身に付けて下さい。
必ず、お返事させて頂きます。
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