前回の記事に書いた通り、日本人は投資や投機の教育を受けていない事もあり、米国等と比べると投資や投機に対して消極的であり、どちらかと言えばネガティブなイメージが定着しています。
その上、人間にはプロスペクト理論と呼ばれる心理傾向があり「儲けたい」とか「損したくない」との思いでトレードすればするほど、損大利小に傾き、損失ばかりを拡大させてしまいます。
頑張ってデイトレしても、なかなか思うような結果が得られないのは、心の奥底で「また負けるかも知れない。」とか「どーせ勝てない。」とか、と否定的な事を無意識に思いながらトレードしているからかも知れません。
週単位、月単位で収支が赤字のトレードを繰り返していれば、否定的な思いは益々心に定着し、益々勝ち難くなっていってしまいます。
そういう悪循環に気が付いたら、直ちに立ち止まって(トレードを中止して)下さい。
収支が赤字という事は、トレードの何かが間違っているからです。
その原因を特定し、改善する必要があります。
手法そのものかも知れないし、手法は正しくても、肝心の所で規律違反を繰り返しているからかも知れないし、資金管理に無理があるからかも知れません。
トレーダーの責任として、自分で改善点を見つけ、しっかり改善し、しっかり検証期間(お金を賭けないでトレードする期間)を設定し、
私は、デイトレで勝てる!
と、確信できる状態になったところで、小さな枚数からトレードを再開し、自信がつくに従って、枚数を上げる訓練を続けていって下さい。
必ず、お返事させて頂きます。
【 デイトレで負ける3つの理由と、それぞれの対処法(1)】から読む
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