「損切りは苦手だ」
とか、
「損切りの必要性はわかっちゃいるけど、なかなかね~」
という個人トレーダーが、い~~っぱいいます。
結構勉強もしているし、理屈も解っているし、デイトレには人一倍熱心なのだけれど、成績はというと、
コツ・コツ・ドカン !
を繰り返して収益曲線が一向に上向かないデイトレーダーは、殆どがこのタイプです。
もしあなたもこのタイプだったら、損切りに対するイメージを今すぐ書き換えて下さい。
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損切りも、一種のスキルである。
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スキルとは、練習して上手になるものです。
「損切りは絶対にやるぞ!」
って「決意」も確かに大切ですが、本気でやると決めたのなら、しかるべく練習するのが「スジ」というものです。
「自転車に乗れるようになるぞ!」
って、いくら強く決心したって、それだけでは自転車には乗れません。
実際に自転車にまたがって、何日も練習してようやく乗れるようになります。
それと同じで、損切りも練習しなければヘタのままだし、練習すればしただけ上手になります。
損切りは、エントリー時の判断を間違ってしまった場合の、
「失敗の後始末」
として、その必要に迫られた時だけ イヤイヤ やってるから、いつまで経っても苦手意識を克服できないのです。
どんな事でも、必要に迫られた時だけ、イヤイヤやってたら「スキル」と言えるレベルにはなかなか到達できません。
そもそも、
損切り=失敗の後始末
みたいな考え方自体がネガティブに過ぎます。
デイトレを繰り返せば、勝つ事もあれば負ける事もあるのであって、逆に言えば負ける事も立派なデイトレなのであり、ルール通りに損切りできれば、それはそれで、
きちんとトレードできた!
という評価に十分値するのです。
しかるべき優位性ある手法に従ってきちんと毎回トレードできれば、結果は
自ずとついてきます。
野球とか柔道とかテニスとかのスポーツを思い浮かべてみて下さい。
攻撃だけではダメなのです。
強いチームや選手は必ず、守備・防御もしっかりと鍛えているものです。
デイトレもゲームですから、その例外ではありません。
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