デイトレの収支がマイナスなのであれば、
「いつかは、きっと・・・」
と思って、そのままトレードを継続しても、多分ダメだと思います。(これは、全部私の実体験を踏まえての事であっって「思います」とは言うだけで、実は確信に満ちています。)
まず、収支プラスになる為の前提として、きちんとテクニカル分析の技術を身に着けている事。(システムトレードとか、ファンダメンタルズによるトレードとか、私の専門外の事で例外が有る事は勿論ですが、そこまで全てカバーして書く事が不可能である事は、ぜひご了承下さい。)
テクニカル分析の知識なら3日もあれば、書籍等から学ぶ事が可能だと思います。
難しくもないし、複雑でもないし、情報量が膨大、と言う事もありません。
しかしその知識を使える状態にもっていく為には、実際に様々な時間枠のチャートを見て、補助線を引いたり深く考えたりする等の「訓練」をする期間がどうしても必要になります。
ただ単に、「ダブル・ボトム」とか、「ペナント・ブレイク」の言葉の意味を知識として知っているだけでは、殆ど全く使い物にならないでしょう。
チャートを見た瞬間に、そうしたテクニカル分析上のポイントが、「分析しよう」と意識する間もなく、自動的に目に飛び込んでくる(≒瞬間的に意識される)状態が必要だと私は思います。
と書くと、何か凄い事のように思われるかも知れませんが、もしそう感じられるのであれば、やっぱりまだ訓練が足りていないだけの事であり、もっとチャートを見る必要があるという事です。(チャートのスキルは、身に付けば実感できます。)
あなたは日本語を自在にあやつっています。
いちいち文法とかを意識するまでもなく、他の事をしながらでも、日本語を聴けば即、意味が解るし、考えた事を話せば即、相手に伝わります。
これを、脳の中でどういう仕組みで実現されているか科学的に説明する事は、現代科学では全く不可能です。
この先、何年かかるか、何十年かかるか、それすらも解らないほど、人間の脳は「解らない事だらけ」です。
しかし、脳の仕組みの説明はできなくても、凄い能力がある事と、それを発揮させる術(すべ)は、わかっています。
術とは、
「訓練の結果として得られるもの」
です。「繰り返し」です。
あなたが、苦も無く日本語を操れるのは、赤ちゃんの頃から何年もかけて訓練をしてきたからです。
言語に限らず、どんな事でも、訓練さえすれば、相応に上達するものです。
言語が、単語帳と文法書だけではどうにもならないのと同じく、テクニカル分析も、単なる知識だけではなく、使いこなす為の訓練が必要だと言う事です。
テクニカル分析は、日本語と比べたら、千分の一か万分の一かよく解りませんが、比較にならないほど簡単です。
でもやっぱり、どんなに簡単な事でも訓練抜きという訳にはいかないのです。
きちんと訓練されたテクニカル分析のスキルは、あくまでもトレードで利益を得る為の前提です。
では、その次は?
この続きは、
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