デイトレと時間(1)

デイトレを含めどんなビジネスであれ、自分の実力だけで収入を得ていく事を選んだのであれば、意識すべき事があります。
それは、

「 時間 = お金 」

という意識です。
つまり、時間とお金は「等価」だという事です。

(過去の私も含めて)サラリーマンは、自分の時間を切り売りして報酬を受け取る仕事なので、きちんと毎日出社し、決められた時間、決められた仕事さえしていればそれで良い、という思考が根底にあります。

殆ど全てのサラリーマンは、自分の給与に満足していません。
年収500万円のサラリーマンにしてみれば、年収1千万円は夢のような高給に思えます。
でも、年収1千万円のサラリーマンにしてみれば、それはむしろ当然の事にすぎず、結局99.99%は、

「十分にもらっている」

とは思っていないはずです。

かといって多少頑張ったところで、目に見えて手取りが増える訳ではありません。
すると何を考えるか?

「手抜き」

です。
必死で頑張れば1日でできる事を3日かけて、しかし会社には真面目に仕事をしているように振る舞う事が出来れば、会社に切り売りした自分の時間が、実質3倍の値打ちになる訳です。
もらう額が一定なら、なるべく長い時間をかけて、なるべく「薄く」働いた方が効率が良いという事です。

「なんと不誠実な!」

と思われるかも知れません。

「私は違う。私はまじめにやっている。」

と思われるかも知れません。

でも、学生も終わりに近づき就職先を考える頃には、なるべくなら高給が保証されていて、尚且つ、楽な仕事につきたいと考えるはずです。
誰も、なるべく安月給でキツイ仕事につきたいとは考えません。
会社員であれ公務員であれ、サラリーマンに与えられた「安定」というメリットには、そうした側面が少なからずあると思います。

一方、デイトレーダーを含めて「自営」の道に入るという事は「安定」というメリットを捨てる代わりに、

「自分の収入は自分で決める」

という権利を得るという事です。
自営業(会社として登記するしないは別として)の人の収入は、

「仕事の質」 x 「働ける時間」

で決まります。
仕事の質が同じなら、長く働いた方が収入が増え、働ける時間が一定なら、仕事の質を磨いていく必要があります。

「自由な時間を過ごす」

という事に価値を感じる場合も、やはり仕事の質を抜きにして考える事はできません。

仕事の質を薄めて労働時間を水増しする、というサラリーマンの思考とは真逆です。

更に、専業のデイトレーダーを目指すのであれば、収支がプラスになる事は当然ですが、更に一刻も早くという意識が欠かせません。

かといって訓練期間をゼロにできる訳でもないので、明確なスケジュール付きの目標設定が必要になります。

「期限付きの収入目標」

これはサラリーマンには「有るようで無い」概念です。
非常に厳しい反面、非常に合理的です。

目標に期限内に到達できるかできないか?
成功者と失敗者の明暗が、くっきりと出てしまうのが「自営業」であり、特に「デイトレーダー」なのです。

この厳しさを直視する勇気を持った時、

「時間とお金は等価である」

という事が、自然とわかるようになります。

次回に続きます。

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