こんな質問を頂きました。
一つだけ聞きたいのですが、すごい根本的なことに気づいたのですが、このブログはデイトレイドを前提にしていますが、私はスイングをするつもりです。すべてあてはまると思っていますが、いかがでしょうか。
私のブログで、心理的な事について述べている部分は、全てのトレードに共通していると思います。
マーケットはその時間軸に関係なく「本能のままに」行動しているトレーダーから資金を奪い、「優位性のある戦略」に徹しているトレーダーに、「本能に逆らってまで規律を厳守している」トレーダーに利益をもたらします。
マーケットとは「そういうふうにできている」のです。
マーケットに参入してくる人々は、だれでも「儲けよう」と思って参入してきます。
ここまでは「本能のまま」ですが、勿論問題ありません。
でもトレードの最中でも本能のままに行動すれば、遅かれ早かれ退場です。
「早い利確と、遅い損切」 「値ごろ感での仕込み」等、実生活で幼いころから積重ねてきた経験則は、全てマーケットでは「裏目」になるように出来ているのです。
殆どのトレーダーは、この事に気づく事すらなく、退場させられてしまいます。
「ブレイクアウト」はデイトレに無くてはならない戦略です。
しかし一方で、「また、頂点買いして負けてしまった」と嘆くトレーダーが一杯います。
「ブレイクアウト」とは「頂点買い(底値売り)」そのものです。
でも、なんでもかんでも「ブレイクアウト」したものにエントリーして良い訳がありません。
例えば「直近10日間の高値抵抗線をブレイクしたとしても、その株が1日に動く平均値幅を超えて上昇してしまっていれば見送る。」など、多くの「マイ・ルール」によるフィルタリングが必要だと思います。
しかし、こうしたマイ・ルール以前に、「頂点買いしてしまった」と嘆いているけど、本当は「頂点買いにもなっていない」場合があるようなので「値ごろ感」でエントリーしてなぜ悪い?」を書きました。
「大幅に上昇した株に乗り遅れたので後悔していると、少し安くなったので飛び乗った」これがスーパーのバーゲンセールなら何の問題もないのですが・・・。
ちょっと脱線してしまいました。
スイングを軸とされるのなら、スイングについて学んだ上で、自分なりに「優位性」があると確信できた時だけトレードして下さい。
心理的な面については、私のブログも参考にして頂ければ幸いです。
「デイトレ向きの心理学」「スイング向きの心理学」なんて区別は必要ないと思います。
スイングと決めたのなら、スイングだけに集中して下さい。
結果的に「日計り」になる事もあるでしょうが、スイングのルールに徹する事が大切です。
経験上「デイトレとしてエントリーしたのに、損切できなくて、スイングに変更」が最悪な事はわかっていますが、「逆もまた真」だと思います。臨機応変にデイトレとスイングを使い分ける、これはデイトレかスイングで一定期間プラスの実績を上げたトレーダーが「更なる高み」を求める行動としてのみ許されると思います。
「ずうずうしい」なんて、とんでもありません。
コメントで質問して頂くと、私にも参考になりますし、なにより「書き続ける」事の励みになります。
ご遠慮なく、今後ともよろしくお願い致します。
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